注目のスタートアップ

ペットクリニックの口コミ・検索サービス「Pocket Pet」を運営する「ポケットペット」が資金調達

company

2022年12月1日、ポケットペット株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

ポケットペットは、ペットクリニックに特化した口コミ・検索サービス「Pocket Pet」や、ペットクリニック向けの業務効率化支援システム(予約管理機能、文書(誓約書・同意書)の自動化、問診票のデジタル化、LINEによる患者様呼び出し機能、電子カルテ)を提供しています。

今回の資金調達により、ペットフード分野に進出します。

具体的には、獣医師推奨・監修のヒューマンクオリティのペットフード、フレッシュフード、無添加、原材料にこだわったペットフードの商品企画・開発、デジタルマーケティング、獣医師・ペットクリニックネットワークでの販路を拡大していきます。

国内ではペット全体の飼育頭数は減少傾向にあるものの、ペット市場自体は微増傾向にあります。

とくにペットも家族の一員であるという意識の高まりからか、プレミアムペットフードやペット向け医療・保険など、ペットの健康を意識した市場が拡大しています。

たとえば、農林水産省の「小動物獣医療の現状と今後の対応(令和元年7⽉23⽇)」によると、小動物診療施設における年間売上は増加傾向にあり、また1世帯あたりの年間動物病院代も増加傾向にあることがわかっています。

ポケットペットはこうした状況のなか、安心して診察・診療できるペットクリニックをさまざまな検索条件で探すことができる口コミ・検索サービス「Pocket Pet」を提供し、ペットの飼い主のクリニック探しに貢献しています。

さらに需要が高まることで業務負担が増加しているペットクリニック向けには業務効率化に資するシステムを提供し、飼い主・クリニック双方の課題解決のために事業を展開しています。

新サービスの開発には資金調達が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法などを紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Pocket Pet クリニック サービス ペット ペットフード ポケットペット 動物 口コミ 株式会社 検索 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療現場の事務作業効率化を支援する「AI問診Ubie」提供の「Ubie」が20億円調達
2020年6月4日、Ubie株式会社は、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療現場の事務作業効率化をサポートする「AI問診Ubie」や、生活者向けサービス「AI受診相談ユビー」を…
自治体施策の情報収集から申請までを効率化する「47pass」を開発する「FromTo」が6,000万円調達
2022年6月7日、株式会社FromToは、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 FromToは、自治体施策の情報収集から申請までを効率化する情報プラットフォーム「47pass」…
「第18回ニッポン新事業創出大賞」 7/7締切
公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会は、「第18回ニッポン新事業創出大賞」について発表しました。 この賞は、単独もしくは第三者と連携した新事業・活動により、革新的な商品・サービスを市場に提供して…
CtoCのプログラミング学習プラットフォーム運営の「テックピット」が3,000万円調達
2019年9月26日、株式会社テックピットは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CtoCのプログラミング学習プラットフォーム「Techpit」を運営しています。 スキルのある…
ショートドラマアプリ「BUMP」を手がける「emole」が2.6億円調達
2023年9月12日、emole株式会社は、総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 emoleは、1話3分のショートドラマアプリ「BUMP」を手がけています。 ユーザーは、待て…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集