注目のスタートアップ

組織における関係構築と行動変容を促進する社内イベント・研修サービスを提供する「バヅクリ」が2.5億円調達

company

2022年11月9日、バヅクリ株式会社は、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

バヅクリは、組織における関係構築と行動変容を促進する社内イベント・研修サービス「バヅクリ」を提供しています。

絆・学び・アソビをベースに、組織心理学にもとづいた100種類以上のオンライン社内イベントにより、社員の関係構築、キャリアデザイン、モチベーション、タレントマネジメントの課題を解決します。

さらに、若手社員向けの行動変容コミット研修により、生産性向上とイノベーションの実現を促しています。

今後、以下の「バヅクリ」を基盤に拡張したプログラムの強化・増加を図ります。
「バヅクリ ウェルビーイング」: 心理的安全性に基づき、企業内のコミュニケーションの量と質を高めながら、参加者同士の相互理解や絆を深め、国籍、性別、年齢、価値観などに関わらず、すべてのメンバーが個性や能力を発揮できるよう、意識・行動変容を促し、企業の組織力を強化することを目指したサービス
「バヅクリ研修」: テレワークスキルの習得を取り入れた実践的研修を加えたパッケージ・プログラム
「バヅクリ チームビルディング」: 社員のコミュニケーションの活性化と相互理解の深化を通じ、テレワーク下でのオンボーディングの強化。新入社員や転職者含め、「バヅクリ」の利用で、コミュニケーションの円滑化を図ることで、社内の人間関係を構築、「バヅクリ」を基盤とした業務向上につなげることが可能なプログラム

今回の資金は、上記プログラムの強化・増強や、コミュニケーション・コンサルティングに関する新たなサービスの立ち上げ、営業、マーケティング、アライアンス強化、「バヅクリ」講師の採用などに充当します。

コロナ禍によるテレワークの普及や、働き方改革によるフリーランスとの協働の増加など、以前と比べてチーム(組織)の形も多様化しています。

チームではメンバーの能力・経験を最大限に引き出し、組織全体の生産性を向上させることを目指します。これをチームビルディングと呼びます。

現在では飲みニケーションとして揶揄されることもありますが、従来の組織ではチーム内のコミュニケーションの場・手段として重要な存在でした。

しかし組織が多様化した状況では、こういったリアルで直接合って関係を構築するということが難しくなっており、新たな方法が求められています。

オンラインでの社内イベントは、多様な人材がいる組織において関係を構築する新たな手段として注目されています。

「バヅクリ」は、遊び・学びを軸とした独自の社内イベント・研修によってチームビルディングを支援するサービスです。

古来より遊びは人間にとって欠かせない活動でした。何らかの報酬や生産性がなくとも遊びは遊ぶことそのものが楽しいことで人間は夢中になります。

組織における関係構築において遊びを取り入れることで、人は自然と他のメンバーと関わることになると考えられます。また遊びは人間にとって普遍的なものであるため、多くの組織にも適用できるでしょう。

テレワークなど、新たな形の組織をつくるには、Web会議ツールやコラボレーションツールなどの導入が必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「リモートワーク手帳」では、リモートワークをはじめるために必要なものや、快適なリモートワーク環境を実現するツールについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ イベント 学び 株式会社 構築 研修 研修サービス 組織 資金調達 関係
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療機関向けスマートフォンサービス「日病モバイル」を提供する「フロンティア・フィールド」が「大塚製薬工場」から資金調達
2023年3月22日、株式会社フロンティア・フィールドは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社大塚製薬工場です。 フロンティア・フィールドは、医療機関向けスマートフォンサービス「…
新卒ダイレクトリクルーティングサービスを提供する「ABABA」が資金調達
2024年3月21日、株式会社ABABAは、資金調達を実施したことを発表しました。 2023年3月に発表した資金調達と合計し、これまでの総調達額は約5.7億円となります。 ABABAは、新卒ダイレクト…
美容クリニック向けSaaS「medicalforce」提供の「メディカルフォース」が1億円調達
2022年3月18日、株式会社メディカルフォースは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 メディカルフォースは、美容クリニック向けSaaS「medicalforce」を提供しています。 …
地図・地図空間情報・位置情報の分野で事業を展開する「Geolonia」が資金調達
2022年11月15日、株式会社Geoloniaは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、DRONE FUND株式会社が運営する「DRONE FUND3 号投資事業有限責任組合(3号ファン…
「スタディメーター」が高校生と企業をつなぐ共創型オンラインプロジェクト「ジブン高校未来部」をリリース
2021年11月22日、スタディメーター株式会社は、新サービス「ジブン高校未来部」を2021年11月22日にリリースしたことを発表しました。 「ジブン高校未来部」は、協賛企業(応援パートナー)が取り組…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集