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不動産取引・資産運用やホテルの企画・運営などを手掛ける「Local Design」が「ドーガン」と資本業務提携

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2022年11月8日、Local Design株式会社は、株式会社ドーガンに対して第三者割当増資を行い、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

これによりドーガンは、Local Designの約19.7%の議決権比率を保有する株主となります。

Local Designは、不動産取引・資産運用・コンサルティング・設計を手掛ける建築・不動産事業、宿泊施設の企画から、施設の運営・管理・販売・清掃を手掛ける宿泊事業、クライアントの知的財産(特許、実用新案、意匠、商標等)の保護・活用・コンサルティングを手掛ける「Local Design国際特許事務所」事業を展開しています。

ドーガンは、九州・瀬戸内を拠点とする企業の事業再生・事業承継やスタートアップの経営支援を行う投資ファンドを運営するファンド事業、M&Aアドバイザリー事業、経営コンサルティング事業を展開しています。

今回の提携により、さまざまな企業の不動産活用ニーズに共同で対応します。

企業では、製造工場、倉庫、駐車場、社員寮など不動産を保有していることがあります。これをCRE(Corporate Real Estate:企業不動産)といいます。

企業不動産が適切に活用されている場合は問題ありませんが、保有しているから仕方なく利用している、もしくは保有しているのに利用していないという場合には、これら企業不動産をより効果的に活用することが必要です。

企業価値の向上という観点から企業不動産を見直し、不動産投資の効果を最大化させる経営戦略のことをCRE戦略といいます。

国内では、国土交通省が2008年4月に「CRE戦略実践のためのガイドライン」を公表したことにより注目されるようになった経営戦略のひとつです。

不動産は企業が持つ貴重な経営資源のひとつであり、さらに財務上の比率が高いことも珍しくありません。

この不動産を有効的に活用できれば、不動産の利用価値が上がり、経営の安定や企業価値の向上につながります。

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カテゴリ 有望企業
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