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2022年10月31日発酵にまつわる商品を扱う「発酵デパートメント」を運営する「発酵デザインラボ」と「CAPES」が資本業務提携

2022年10月28日、発酵デザインラボ株式会社は、株式会社CAPESと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
発酵デザインラボは、醤油、味噌、漬物、酒類など、発酵にまつわる幅広い商品を扱う「発酵デパートメント」を運営しています。
オンラインショップでの発酵食品の販売のほか、下北沢にある実店舗の商品の販売、発酵食品を利用したフードの販売を行っています。
また、発酵に関するイベントの企画・開催、発酵をテーマとしたポッドキャスト(ラジオ)の配信、発酵DIYキットと発酵食品をセットにしたサブスクリプションサービス、発酵に関する動画コンテンツの発信(YouTubeチャンネル)なども展開しています。
CAPESは、物流コンサルティング事業や、物流企画人材育成事業、物流をデザインの力で変革する「P@LLET」事業などを展開しています。
今回の提携により、さらなる在庫管理・発注の仕組み化・効率化を進めるほか、EC拡大に向けたサプライチェーンの整備、物流体制の構築を推進します。
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発酵食品とは、食材を微生物などの働きで発酵させることでつくる加工食品のことです。
発酵という生化学的な工程を必要としますが、科学的な探究が進んでいなかった時代から経験則によって発酵食品はつくられていました。
発酵食品はその発酵の仕方により腐敗などを防ぐことができ、食材の保存性を高めることが可能です。
そのため保存技術の発達していなかった時代では、食品を保存するための重要な加工技術であり、世界中でさまざまな発酵食品がつくられています。世界最古の発酵食品は、約8,000年前につくられていたワインだといわれています。
また発酵は食材がもともと持っていた食味を大幅に変化させることから、各国の食文化にとって欠かせないものとなっています。
国内においても大多数には知られていない珍しい発酵食品がありますが、世界に目を向けるとさらに膨大な数の知られていない発酵食品があります。
「発酵デパートメント」は、人類が築いてきた発酵という文化を継承し、さらに新たな価値を創造するため、さまざまな事業を展開しています。
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