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クリエイターエコノミープラットフォーム「Mechu」を運営する「ミーチュー」が7,000万円調達

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2022年10月28日、ミーチュー株式会社は、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、引受先の1社であるJR東日本スタートアップ株式会社とは、資本業務提携することに合意しています。

ミーチューは、クリエイターエコノミープラットフォーム「Mechu」を運営しています。

誰でも無料でファンコミュニティをつくれるプラットフォームです。

コミュニティに参加するための月額課金(サブスクリプション)、スタンプによる都度課金(投げ銭)、拡張機能によるチケットやグッズ販売など、多様なマネタイズ手段を用意しています。

プラットフォーム手数料は0%(クレジットカード決済手数料は5%)からはじめることができます。

今回の資金は、「Mechu」の機能の拡充、オリジナルコンテンツの制作、マーケティングに充当します。

JR東日本とは、2021年11月から、撮り鉄に向けた情報発信や、社員とのコミュニケーション、限定企画の開催などを目的とした「撮り鉄コミュニティ」を開始しています。

今後、撮り鉄に限らない鉄道ファン全般、鉄道に限らない地域のファン・駅のファンなど、さまざまなファンとの交流を通じ、地域の活性化や顧客満足度の向上を目指していきます。

ファンビジネスでは、ファンとの関係性をさらに深めたり、限定コンテンツを提供したりするため、オンラインサロンや、ファンクラブ、メンバーシップサイト(会員制サイト)、パトロンサイトなどの注目が高まっています。

これらのコミュニティはクローズド(閉鎖的)であることを特徴としており、特別なコンテンツを提供できることや、ファンをさらにコアなファンへと成長させられるというメリットがあります。

また、コミュニティへの参加を有料(月額課金)にすることで継続的にまとまった利益を得られることも特徴であり、インターネット上で活動するクリエイターにとって、広告収入以外の新たな収入源となります。

もちろんそれぞれのクリエイターが活動しているプラットフォーム上にもメンバーシップ機能などはあります。

たとえば、YouTube上にもメンバーシップ機能があり、メンバー限定の配信などが行えるのですが、できることが限られているほか、手数料が高額となっているため、外部のコミュニティプラットフォームのニーズが高まっています。

ファンコミュニティは新たなマーケティングの手法としても注目されています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ JR東日本 Mechu クリエイター クリエイターエコノミー コミュニティ ファン ファンコミュニティ ミーチュー 株式会社 資本業務提携 資金調達
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