注目のスタートアップ

パーソナライズ旅企画サービス「TabeeeCreator」を開発する「ENtrance」が資金調達

company

2022年10月10日、ENtrance株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

また、2022年10月10日から、旅スタイル診断のLINE登録を開始したことも併せて発表しています。

ENtranceは、パーソナライズ旅行サービス「TabeeeCreator」を開発しています。

旅プランナーチームが、要望に応じて旅の企画から予約までをサポートするサービスです。

2022年11月にβ版のリリースを予定しています。

β版リリースに先立ち、提供開始した無料の旅スタイル診断は、LINEの会員登録後にアンケートに答えることで、旅スタイルを診断できるサービスです。

今回の資金は、パーソナライズ旅企画を提供するWebサイト・LINEアカウントの開発、旅クリエイター・地域別・テーマ別の旅プランやコンテンツの制作、人材採用に充当します。

国土交通省観光庁の「旅行・観光産業の経済効果に関する調査研究」によると、コロナ以前の国内旅行消費額は、ここ10年は約20兆円で推移しています。

インバウンド需要が取り上げられる旅行・観光産業ですが、国内需要だけでも相当巨大な市場であることがわかります。

国内旅行では、現地での体験(アトラクション・レジャー・観光施設など)が大きな目的のひとつです。

こうした体験を提供する事業者は、遊園地を運営する大規模な事業者から、カヌー体験など小規模な事業者など、多種多様な事業者が存在しています。

小規模な事業者はPR・マーケティングに力を入れられるほど体力がないこともあり、旅行プランにおいて見逃されていることもあります。

また、地方には地域それぞれに文化資源が眠っていますが、こちらも地方自治体などのPR・マーケティングにより、魅力を充分には発信できていない状況にあります。

こうした状況もあり、国内旅行では特定の地域・観光資源に観光客が集中してしまうことが課題となっています。

ENtranceはこの課題を解決するため、パーソナライズ旅企画サービス「TabeeeCreator」を開発しています。

事業の立ち上げには、資金調達や人材採用などさまざまなことが必要となってきます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用のノウハウを、別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど資金調達に関する情報を提供し、スタートアップの成長を支援しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ENtrance LINE TabeeeCreator パーソナライズ 企画 旅行 株式会社 観光 診断 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

イヤホン型BCI「Ear Brain Interface」などを開発するブレインテックスタートアップ「CyberneX」が資金調達
2022年2月28日、株式会社CyberneXは、資金調達を実施したことを発表しました。 イヤホン型Brain Computer Interface(BCI)「Ear Brain Interface」…
グローバルサウスを中心にメッセージアプリ「Nocturne by Atlas」を展開する「Atlas Associates」が資金調達
2023年8月31日、Atlas Associates株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Atlas Associatesは、グローバルサウスを中心に、ユーザーの送受信内容を監視・活用…
不動産仲介業者向けDXツール「速いもんシリーズ」を提供する「iimon」が4億円調達
2022年7月28日、株式会社iimonは、4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ファブリカコミュニケーションズです。また、ファブリカコミュニケーションズとは業務提携契約を…
企業の開示業務向けディスクロージャープラットフォームを提供する「FormX」が資金調達
2025年9月24日、株式会社FormXは、総額1億3000万円の資金調達を発表しました。 FormXは、経理・IRの担当者向けに新たなディスクロージャープラットフォームを開発しています。 AIを活用…
クラウド稟議・ワークフローの「kickflow」が2億円調達
2021年10月21日、株式会社kickflowは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SmartHRのグループ会社として2020年2月12日に設立された企業です。2021年5月1日…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集