注目のスタートアップ

「HOLDER」が5,000万円調達 1日オフィス予約サービス「SPOT」をリリース

company

2022年9月30日、HOLDER株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、「SPOT」をリリースしたこと、100%出資子会社の不動産関連会社であるHOLDERマーケティング株式会社を2022年8月1日から本格始動したことも併せて発表しています。

「SPOT」は、都内を中心とした一等地の空室をリノベーションし、1日貸し(最低3時間から)のセットアップオフィスとして貸し出すサービスです。

コーヒー・水などのドリンク、プロジェクター、複合機、Wi-Fi、オフィスチェア、文房具、その他備品など、ビジネスに必要なものを無料で提供しています。

2022年10月現在、「SPOT虎ノ門ヒルズビジネスタワーサイド」を運営しています。

2022年内に新宿・六本木・神保町の計4拠点に展開する予定です。

子会社・HOLDERマーケティングを通じ、グループ内で物件調達を行うことで、積極的な事業拡大を図る計画です。

今回の資金は、「SPOT」事業の拡大や、不動産領域で価値提供ができる新サービスの準備などに充当します。

近年、企業・個人事業主の多様なニーズに応えるため、さまざまな種類のオフィスが提供されるようになっています。

一般的な賃貸オフィスから、オフィスに必要な家具・備品を設置し1部屋単位で短期間借りられるレンタルオフィス、共有のワークスペースを利用できるコワーキングスペースなどさまざまです。

とくにレンタルオフィスやコワーキングスペースなど柔軟に利用できるオフィスは、コロナ禍によってオフィスの分散を図りたい企業などで活用されることが増加しました。

また、起業準備中の起業家や、起業直後などでは、それほど大きなオフィスを必要としないため、レンタルオフィスやコワーキングスペースを利用し、企業の成長に応じて賃貸オフィスへと乗り換えるという使い方をすることも一般的となっています。

さらにレンタルオフィスにおいてもニーズが多様化しており、従来は数か月単位での契約だったものが、近年は1日・数時間といったごく短期間の利用ができるサービスも登場しています。

こうした短期間のレンタルオフィスは、会議、社内イベント、勉強会、オフィスシーンの撮影などで利用されています。

起業の際にはオフィスが必要となります。賃貸オフィスを契約するのも良いですがコストがかかるため、創業期はシェアオフィスなどのオフィスも選択肢に入れると良いでしょう。「冊子版創業手帳」では、賃貸オフィスや、シェアオフィス、コワーキングスペースなどを比較し、創業期に最適なオフィス形態を明らかにしています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ HOLDER HOLDERマーケティング SPOT オフィス スペース セットアップオフィス レンタルオフィス 予約 株式会社 空間 資金調達
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

自動車フリマ「カババ」を運営する「アラカン」が資金調達
2023年11月17日、株式会社アラカンは、資金調達を実施したことを発表しました。 アラカンは、中古車の個人売買プラットフォーム「カババ」を運営しています。 中古⾞の状態を専⾨の査定⼠が⾒極め、その価…
「AliveCast」が完全無料の電子メニュー作成サービス「ExMenu」をリリース
2020年7月15日、株式会社AliveCastは、「ExMenu(エクスメニュー)」を7月15日に公開したことを発表しました。 「ExMenu」は、完全無料の電子メニュー作成サービスです。 飲食店は…
キーワード検索・記事・YouTube動画の要約からTwitter投稿を自動化する「ZipNews」ベータ版がリリース
2023年5月29日、株式会社Agoraxaは、「ZipNews」のベータ版をリリースしたことを発表しました。 「ZipNews」は、OpenAI社の大規模言語モデルGPT-4を活用した自動記事作成・…
コミュニケーションプロデュース事業やタレントプロデュース事業などを展開する「FOR YOU」が1億円調達
2024年3月6日、株式会社FOR YOUは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 FOR YOUは、デジタルやソーシャル領域を中心としたコミュニケーションプロデュース事業(広告事業)や…
光コム技術を活用した形状測定器開発・提供の「XTIA」が17億円調達
2020年2月21日、株式会社XTIAは、総額17億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先である、株式会社ニコン、JUKI株式会社、双日株式会社とは業務提携契約も締結しました。 XT…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集