注目のスタートアップ

投資家向け企業分析SaaS「バフェット・コード」を開発・運営する「バフェットコード」が資金調達

company

2022年9月26日、バフェットコード株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

バフェットコードは、企業分析SaaS「バフェット・コード」を開発・運営しています。

EDINETやコーポレートサイトなどに散在する企業の情報を集約し、検索・比較できるようにした、投資家向けの企業分析サービスです。

今回の資金は、エンジニアやデータサイエンティストなどの人材採用、プロダクト改善、情報価値の高い外部コンテンツの購入、マーケティングなどに充当する予定です。

上場企業の財務データは公開されているため、目的のデータをひとつ入手することはそう手間がかかるものではありません。

しかし数十社の情報を取得し分析するとなると、大きな労力がかかってしまいます。

こうした情報を取得・分析するためのツール・システムもありますが、これらのツールは高価なものであるため、投資会社などしか利用できません。

そのため個人投資家は手作業で企業情報を取得し、エクセルなどに入力して分析するということが一般的でした。

「バフェット・コード」は、この個人投資家の課題を解決することを目的とした企業分析SaaSです。

さらに、企業ページの閲覧、スクリーニング、企業比較、業績のCSVダウンロードなど基本的な機能は無料で利用できるため、多くの投資家が必要とする企業情報にアクセスできます。

コロナ禍では、株式市場における個人投資家の週間売上代金は、2019年の4兆円から、2020年の5.5兆円へと増加しています。また、個人投資家の市場シェアは2019年の20%から、2020年4月以降は25%前後となっており、金融市場において個人投資家の存在感が大きくなってきています。

データ分析は一般的なビジネスにおいても重要性が高まっています。エクセルなど表計算ソフトで分析することもできますが、労力がかかってしまうため、専用のサービスを利用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SaaS 企業 個人投資家 分析 投資家 株式会社 検索 比較 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ケアマネジメントプラットフォームを提供する「CareFran」が資金調達
2025年2月25日、株式会社CareFranは、資金調達を実施したことを発表しました。 CareFranは、ケアマネジメントプラットフォーム事業と、居宅介護支援事業(介護保険事業)を展開しています。…
VtuberなどIP開発事業の「Unlimited」が8億円調達 「Brave group」に社名変更
2020年6月16日、株式会社Unlimitedは、約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社Brave groupに社名変更を行い、CI(コーポレートロゴ、ミッション、ビジョン…
新たな完全栄養食「おにもち」を手がける「vitom」が2000万円調達
2024年11月1日、株式会社vitomは、2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 vitomは、完全栄養食「おにもち」を開発・販売しています。 おにぎりと餅をかけ合わせた完全栄養食です…
習慣化アプリ「Keeep」運営の「LAETIA」が資金調達
2021年5月27日、株式会社LAETIAは、資金調達を実施したことを発表しました。 本気の人のための習慣化アプリ「Keeep」を運営しています。 お金を無駄にしたくないという人間の心理を利用し、お金…
送金アプリ提供の「pring」が会計ソフト提供の「ミロク情報サービス」と資本業務提携
2020年10月15日、株式会社pringは、株式会社ミロク情報サービスと資本業務提携したことを発表しました。 pringは、送金アプリ「pring」や、法人から個人への送金サービス「業務用プリン」、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集