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生産情報の集約と製造状況の可視化を実現する製造業向けSaaS「Proceedクラウド」を提供する「東京ファクトリー」が2.5億円調達

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2022年9月21日、株式会社東京ファクトリーは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

東京ファクトリーは、製造業向けSaaS「Proceedクラウド」を提供しています。

工程写真をもとに製造情報データベースを構築し、生産情報の集約と製造状況の可視化を実現するサービスです。

これにより、これまで出張・電話・メールによって確認していた外注品の進捗・品質管理の合理化や、自社工場のデータの蓄積によるTQM(Total Quality Management)活動や技術伝承の推進を実現します。

今回の資金は、ユーザビリティの改善やさらなる機能開発のための開発組織の強化、顧客サポート強化のための人材採用に充当します。

製造業は国内GDPの2割弱を占める基幹産業です。

しかし製造業は少子高齢化による人材不足や、国際競争の激化とそれに伴う競争力の低下を課題として抱えています。

再び製造業を競争力のある産業へと押し上げるには、デジタル化・DXを実現することが必要です。

東京ファクトリーは、主に重工業領域のデジタル化を実現するSaaS「Proceedクラウド」を提供しています。

「Proceedクラウド」の特徴は、部材(縦軸)×工程(横軸)の写真で生産状況を可視化するところにあります。

製造業における生産管理は、製品・部品などの需要予測から、生産計画の作成、調達・購買、工程管理、品質管理、在庫管理と業務内容が多岐にわたります。

手配ミス・誤発注などのミスが大きな影響となってしまうため、常に関係者と連絡をとりながら、スケジュール通り・計画通りに進んでいるのか気を配る必要があります。

「Proceedクラウド」は写真をベースに生産・進捗を可視化するため、文章や電話よりも状況を把握しやすいという特徴があります。

デジタル化は、これまで非効率的だった業務を大幅に効率化してくれる可能性があります。企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

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