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クラフトビール「CRAFT X」などの自社ブランドや共創型M&A事業を展開する「MOON-X」が15億円調達

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2022年9月13日、MOON-X株式会社は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、直近では2022年7月28日に7億円の資金調達を発表しています。

MOON-Xは、自社ブランド事業、他社ブランドの成長支援・DX支援事業、共創型M&A事業を展開しています。

ブランドとしては、クラフトビール「CRAFT X」、男性用スキンケアブランド「SKIN X」、女性用スキンケアブランド「BITOKA」、レザーブランド「NEESE」、名刺入れブランド「Roffal」を展開しています。

また、2022年9月には、ベビー&マタニティブランド「kerätä」を展開するケラッタ株式会社との統合を完了しています。

今後も、大きな成長の可能性がある日本の中小企業・EC事業者のブランド発掘とエンパワーメントを目指していきます。

今回の資金は、人材採用や、組織強化に充当します。

アイデアや技術があり0→1を生み出せるものの、1→10にするためのリソースがないというEC事業者・D2Cブランドは数多く存在します。

EC事業は多様なスキルや複雑な運営が求められるため、小規模なブランドは成長スピードに企業の規模が追いつかず、適切に成長させられないという課題を抱えています。

そのため、近年EC事業やD2Cブランドを、資金・人材・ノウハウを持った企業が買い取り、大きく成長させるというビジネスモデルが注目を集めています。

たとえば、米・Thrasio社は、Amazonで成功しているニッチなD2Cブランドを買い取り、テクノロジーと独自のECノウハウを活用して効率的に成長させるというビジネスモデルを展開し、わずか2年でユニコーンの仲間入りを果たしています。

MOON-Xは、さまざまなEC事業の成長を、共創型M&Aや他社支援などによって支援しています。

コロナ禍によってEC事業は多くの企業にとって重要な取り組みとなりました。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ECサイトの構築ノウハウや、ECプラットフォームの選び方について詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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