資産運用コンサルティング領域に特化したCRMツールを提供する「MONO Investment」が「ミンカブ・ジ・インフォノイド」と業務提携

tips

2022年9月12日、株式会社MONO Investmentは、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドと、業務提携契約を締結したことを発表しました。

MONO Investmentは、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)や、証券業界、銀行業界などの資産運用コンサルティング領域に特化したCRMツール「MONO Investment」や、個人投資家向けアカウントアグリゲーションツール「投資のコンシェルジュ」を提供しています。

ミンカブ・ジ・インフォノイドは、個人投資家向け金融情報メディア「MINKABU(みんかぶ)」「KABUTAN(株探)」や、資産形成管理ツール「MINKABU ASSET PLANNER」、連結子会社の株式会社ミンカブアセットパートナーズを通じたオンラインの金融商品仲介サービス(金融商品仲介業登録手続き中)などを展開しています。

今回の提携により、両社の資産・ノウハウ・顧客基盤を活用し、個人投資家向け資産形成支援(BtoC)における提供内容の拡充、資産運用コンサルティング事業者向けCRM(BtoB)の販路拡大・機能拡充を行います。

具体的には、「投資のコンシェルジュ」と「MINKABU ASSET PLANNER」を融合させ、相互送客の仕組みや、シームレスなログイン方法の導入、両社が保有するデータの共有を行います。

また、ミンカブは「MONO Investment」の販売パートナーとなります。

IFA(Independent Financial Advisor:独立系ファイナンシャルアドバイザー)とは、証券会社や銀行など特定の金融機関に所属せず、独立した立場で金融商品の購入や投資後のフォローなどのアドバイスを行う者や企業・組織のことです。

アメリカは個人の資産形成に対する意識が高いため、IFAは医者・弁護士と並んで社会的信用度の高い職業です。日本では認知度が低かったのですが、近年はIFAの数も増え、認知度も高まっています。

その要因としては、預金だけで資産を増やすことは難しい状況にあり、さらに公的年金の支給水準が2割減るとの試算が公表されたことなど、若年層からの資産形成の重要性が高まってきたことが挙げられます。

そのため、ロボアドバイザーといったテクノロジーを活用した資産運用サービスなど、特別な知識がなくても個人で資産運用をはじめられるサービスが注目を集めています。

こういった環境の変化もあり、顧客ファーストの資産運用のアドバイスを行うIFAは、今後さらに需要が高まっていくと考えられています。

また、資産形成の意識の高まりにより、証券会社などにおいても新たな顧客層を開拓する動きが出てきています。

自社とシナジーのある企業との協業・提携が実現できれば、両社のビジネスの成長につながりますし、競合との差別化にもつながるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、人脈を広げる方法や、商工会議所の活用方法など、販路拡大や提携先をみつけるためのノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ CRM IFA MINKABU MONO Investment コンサルティング ミンカブ ミンカブ・ジ・インフォノイド メディア 仲介 個人投資家 投資 投資のコンシェルジュ 株式会社 業務提携 資産形成 資産運用 金融 金融機関
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

栄養士監修の手作りお弁当注文サービスを運営する「PECOFREE」が資金調達
2023年8月7日、株式会社PECOFREEは、資金調達を実施したことを発表しました。 PECOFREEは、栄養士監修の手作りお弁当注文サービス「PECOFREE(ペコフリー)」を運営しています。 学…
医療支援クラウドサービス「LOOKREC」を提供する「エムネス」が「アイテック阪急阪神」と資本業務提携
2023年10月16日、株式会社エムネスは、アイテック阪急阪神株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 エムネスは、医療支援クラウドサービス「LOOKREC」の提供や、医療機関や健診機…
ベンチャー企業向け採用代行「まるごと人事」などを提供する「マルゴト」が2.6億円調達
2024年3月26日、マルゴト株式会社は、融資と社債により総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マルゴトは、ベンチャー企業向け採用代行「まるごと人事」などのオンライン業務代行…
「創業手帳」によるセミナー「キャッチコピーの作り方講座」が1/20に開催 受講者募集中
創業手帳株式会社は「キャッチコピーの作り方講座」を2021年1月20日(水)に開催することを発表しました。 「キャッチコピーの作り方講座」は、キャッチコピー=伝わる文章だと捉え、伝わる文章を書くための…
タレント・インフルエンサーマネジメントプロダクション「Coupe」が1億円調達 「BOY NEXT DOOR」に社名変更
2022年11月1日、株式会社Coupeは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社BOY NEXT DOORに社名変更したことも発表しました。 メンズYouTuberグルー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集