注目のスタートアップ

「日本リビング保証」がオンライン業務アシストツール「LIVEアシスト」などを展開する「TECH MONSTER」と資本業務提携

company

2022年9月6日、日本リビング保証株式会社は、株式会社TECH MONSTERと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

日本リビング保証は、住宅・不動産領域で、保証サービス・金融サービス・アフター業務支援サービスを提供するHomeworthTech事業、住宅領域に限らない保証サービスを提供するExtendTech事業を展開しています。

TECH MONSTERは、オンライン業務アシストツール「LIVEアシスト」、SWF/FLAファイルをHTML5に変換するサービス「FTH(Flash to HTML5)」、Vtuber専用配信プラットフォームアプリ「Nijiking」を提供しています。

「LIVEアシスト」は、ユーザー(現場)とオペレーターの円滑なコミュニケーションをビデオ通話と便利ツールにより実現するツールです。

アプリのインストールは不要で、SMSに送信されたURLをクリックすることでWebブラウザから利用できます。

今回の提携により、「LIVEアシスト」を基盤とし、日本リビング保証が手掛ける住宅領域を中心とした保証業務における現地調査を簡略化する新規サービスを共同開発する予定です。

具体的には、現地調査において必要となる、一次症状のヒアリングや、不具合のある危機の調査、現場の写真撮影などを「LIVEアシスト」の技術基盤によってオンライン化し、現場調査立ち合い負担の軽減や工期の短縮を実現します。

不動産業、建設業、金融機関、不動産調査会社、不動産鑑定会社など不動産を取り扱う業界には、現地調査という業務があります。

不動産の住所や物件情報(建物構造・建物面積・土地面積)などは書類やネットで入手でき、ある程度の土地・物件の価値を計算することは可能です。

一方で、現地に行って不動産を確認すると、図面と実際の建物が異なる、建物が土地からはみ出している、シロアリなどの被害がある、家に傾きがある、近隣でトラブルが発生しているなどの書類ではわからない問題が生じていることがあります。

そのため、不動産を取り扱う際には、必ずといっていいほど現地調査を行い、対象の建物・土地を確認します。

それぞれの業界において現地調査でチェックするポイントは異なりますが、多くの場合確認すべき要素が多岐にわたり、業務に負担がかかっています。

TECH MONSTERと日本リビング保証は、この現地調査をオンライン化・デジタル化することで効率化することを目指しています。

企業ではどうしても非効率的な業務が発生してしまいます。とくに創業期はさまざまなリソースが不足しているため、ノンコア業務に時間がとられてしまうと成長の機会を逃してしまう可能性もあります。そのため創業期にはシステムを厳選して導入することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Liveアシスト TECH MONSTER ツール 不動産 住宅 保証 保証サービス 契約 日本リビング保証 業務 現地調査 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

食事・運動・体重管理アプリケーション「カロミル」を提供する「ライフログテクノロジー」と「ハウス食品グループ本社」が資本業務提携
2023年3月29日、ライフログテクノロジー株式会社は、ハウス食品グループ本社株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 ライフログテクノロジーは、食事・運動・体重管理アプリケーション「カ…
中古住宅の信用調査「Rインスペクターズ」の運営元が6,000万円調達!
平成30年6月25日、NNon Brokers株式会社は、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 既存住宅の信頼性を調査する「既存住宅状況調査」をスマホで完結できるアプリ「Rインス…
DAOメンバーの貢献度を可視化するツールを開発する「Unyte」が資金調達
2023年2月15日、株式会社Unyteは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、East Venturesです。 Unyteは、DAO(自律分散型組織)メンバーの貢献度を可視化するツール…
調理ロボット開発の「TechMagic」が15億円調達
2021年9月7日、TechMagic株式会社は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 飲食店向けの調理ロボットや業務ロボットを開発しています。 株式会社プロントコーポレーションと共同…
メタバースを活用した採用支援「就活ひろば」などを提供する「株式会社X」が資金調達
2023年12月20日、株式会社Xは、累計1億3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Xは、メタバースを活用した採用支援サービス「就活ひろば」や、企業・​工務店のブランディングを支援す…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集