注目のスタートアップ

データサイエンス事業を展開する「エスタイル」が「日鉄ソリューションズ」と資本業務提携

company

2022年9月6日、株式会社エスタイルは、日鉄ソリューションズ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

エスタイルは、データをさまざまな手法で解析し、企業の課題解決のため提案から実装まで伴走支援するデータサイエンス事業を展開しています。

日鉄ソリューションズは、DXパートナーとして顧客企業のDX推進や、データ利活用を支援しています。

今回の提携により、両社のデータ利活用領域におけるコンサルティング力と知見を高め、より付加価値の高いサービスを提供します。

経済産業省は、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できなかった場合、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性を指摘しています。これを2025年の崖と呼びます。

DXとは、テクノロジーとデータの活用により、企業を根本的に変革することを指します。単なるデジタル化ではないことに注意が必要です。

DXではデジタル化による効率化と、得られたデータをいかに活用するかが重要です。

しかし、多くの企業はデジタル化による効率化はできても、データの分析・活用が難しいという課題を抱えています。

これはデータを分析・活用するための基盤がないことや、データを扱う人材がいないことが理由です。データ活用ができないままだと、本質的なDXを実現できません。

データ活用では、データを扱う人材であるデータサイエンティストが重要な立場にあります。

データサイエンティストとは、企業・組織の意思決定の局面においてデータにもとづいた意思決定の支援や、データ分析を通じたビジネスの設計戦略ができる人材のことです。

ITスキルだけでなくビジネスのスキルも必要となるため非常に稀有な人材であり、多くの企業ではデータサイエンティストを確保できていません。

そのため、データサイエンティストを有した企業が提供する、コンサルティングやDX・データ活用支援サービスのニーズが高まっています。

創業期はとくにリソースが足りていないため、アウトソーシングなど外部のリソースを戦略的に活用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DX コンサルティング データ データサイエンス データサイエンティスト デジタルトランスフォーメーション 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ノーコードAIクラウド「UMWELT」提供の「トライエッティング」が3.5億円調達
2021年3月30日、株式会社トライエッティングは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、東急不動産ホールディングス株式会社と業務提携したことも発表しました。 ノーコー…
生成AIやAIエージェントによる事業変革を支援する「secondz digital」が1.5億円調達
2024年11月12日、secondz digital株式会社は、約1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 secondz digitalは、エンタープライズ企業向けに、生成AI・L…
超小型人工衛星を活用した新たな宇宙利用の実現を目指す「ASTROFLASH」が資金調達
2020年12月7日、株式会社ASTROFLASHは、資金調達を実施したことを発表しました。 超小型人工衛星(CubeSat)を活用した新たな宇宙利用の実現を目指しています。 具体的には、多くの人が体…
りんご残渣由来の合成皮革「RINGO-TEX」を手がける「appcycle」が資金調達
2025年4月2日、appcycle株式会社は、みずほ銀行からデットファイナンスでの資金調達を実施しました。 appcycleは、青森県を拠点とし、青森県の地域課題解決のため、地域の未利用資源のりんご…
譲渡型賃貸住宅「家賃が実る家」提供の「Minoru」がFUNDINNOで6,500万円調達
2020年10月12日、株式会社Minoruは、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」による資金調達を実施し、目標金額1,625万円に対し、上限金額である6,500万円(達成率400%)…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集