注目のスタートアップ

専門工事業者紹介サービス「リフォマ」などを提供する「ローカルワークス」が1億円調達 「日新火災海上保険」と資本業務提携

company

2022年8月30日、株式会社ローカルワークスは、約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、日新火災海上保険株式会社と資本業務提携契約を締結したことも併せて発表しました。

ローカルワークスは、専門工事業者紹介サービス「リフォマ」と、建設業者向け取引仲介サービス「ローカルワークス サーチ」を運営しています。

「リフォマ」は、一般消費者が、地域の施工業者を簡単に検索・依頼できるリフォームマッチングサイトです。

「ローカルワークス サーチ」は、発注者(施主・元請けなど)と受注者(協力会社)双方の希望・要件をヒアリングし、要件にマッチした取引先を紹介する、建設業界に特化した取引先紹介サービスです。

今回の資金は、サービス提供体制の強化に充当します。

また、事業面での連携を進め、新商品の開発を行うことを検討しています。

建設業界はリーマンショック以降落ち込みが続いていましたが、東京オリンピックの開催が決定されてから好調な推移を見せていました。

新型コロナウイルス感染症の流行により建設業界の成長には大きなブレーキがかかっていますが、住宅や、空き家のリフォーム、施設の建設などの需要はなくなることはなく、今後は老朽化した施設のリニューアルの需要が増加することが予測されていることから市場は回復することが予測されています。

人手不足は日本全体の課題ではありますが、建設業ではさらに深刻な課題となっています。

建設業はほかの産業よりも高齢化が進んでおり、就業者の30%以上が55歳以上となっています。高齢化が進んだのは、専門性が高いこと、労働条件の悪さ、給与水準の低さなどにより、若年層が定着しなかったことが要因とされています。

そのため建設業では若年層を定着させるための職場環境の改善や、人手不足を補うようなデジタル活用が求められています。

マッチングサービスは、販路が広がるだけでなく、見積もりや受発注業務が効率化されるため、建設業にとって重要なサービスとして定着してきています。

人手不足は建設業界だけでなく多くの業界でも深刻となっています。そのため業務効率化を実現するシステムを厳選して導入することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期のツールの導入について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ サービス サイト マッチング リフォマ ローカルワークス ローカルワークス サーチ 仲介 取引 地域 専門 工事 建設業 建設業界 施工 株式会社 紹介 資本業務提携 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

店舗のデジタル化/無人化支援展開の「fixU」がスマートロック「RemoteLOCK」と連携開始
2022年5月25日、株式会社fixUは、株式会社構造計画研究所が提供するスマートロック「RemoteLOCK」との連携を開始したことを発表しました。 fixUは、店舗のデジタル化/無人化支援サービス…
日本の映像コンテンツの世界流通を手がける「REMOW」が2億円調達
2022年11月18日、REMOW株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社アミューズ、松竹株式会社、株式会社テレビ朝日ホールディングス、Skybound Ja…
ケア・介護のD2Cブランド「KISS MY LIFE」展開の「TOKIMEKU JAPAN」が繊維商社の「田村駒」と資本業務提携
2021年11月5日、株式会社TOKIMEKU JAPANは、田村駒株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 OKIMEKU JAPANは、ケア・介護領域のD2Cブランド「KISS M…
習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発・運営する「WizWe」が資金調達
2024年12月23日、株式会社WizWeは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、⼩野デジタルヘルス投資合同会社です。 WizWeは、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開…
オールインワンAI編集アシスタントを提供する「StoryHub」が2.5億円調達
2025年7月24日、StoryHub株式会社は、総額2億5000万円の資金調達を発表しました。 StoryHubは、オールインワンAI編集アシスタント「StoryHub」を開発・提供しています。 高…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集