創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年5月27日再生可能エネルギーの導入・ 調達コンサルティングなどの「クリーンエナジーコネクト」が76億円調達

2022年5月26日、株式会社クリーンエナジーコネクトは、総額76億円の資金調達を実施したことを発表しました。
この資金調達は、みずほ銀行をエージェントとした金融機関7社のシンジケートローンによるものです。
クリーンエナジーコネクトは、RE100参加企業などに向けた再生可能エネルギーの導入・調達コンサルティング事業や、新規非FIT再エネ発電所を自家消費用発電所として仕立て生グリーン電力を供給する事業、新規に開発される非FIT再エネ発電所の生グリーン電力を活用した「オフサイトPPA(バーチャルPPA)」の提供、オンサイト自家消費事業などを展開しています。
今回の資金は、オフサイトコーポレートPPA用サービスのNon-FIT低圧太陽光発電所の開発の推進に充当します。
—
SDGs(持続可能な開発目標)が示されたことにより、世界的にクリーンなエネルギーである再生可能エネルギーの普及に向けた取り組みが推進されています。
これにより企業では、脱炭素化や事業で使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄うRE100などの取り組みが推進されています。
RE100において再生可能エネルギーを調達する方法としては、以下の6つの方法が認められています。
・企業の敷地内に自らが保有する再エネ設備からの購入
・企業の敷地内に供給者が設置した再エネ設備からの購入
・企業の敷地外に設置した再エネ設備からの直接購入
・企業の敷地外にある系統に接続した再エネ設備からの直接購入(PPA電力販売契約など)
・再エネ事業との電力購入契約(グリーン電力)
・環境価値を切り離した電力証書の購入
クリーンエナジーコネクトは、オフサイト型コーポレートPPAの推進により、国内の再生可能エネルギーの普及を支援しています。
オフサイト型コーポレートPPAとはオフサイトPPAとも呼ばれ、敷地外の発電設備から送配電網を介して利用者に送電するモデルです。
環境、社会、ガバナンスに配慮する企業に積極的に投資するESG投資が世界的に盛んとなってきています。サプライチェーン排出量を把握・管理することは投資家に対するアピールにもなります。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Non-FIT太陽光発電所 RE100 オフサイトPPA クリーンエナジーコネクト コンサルティング バーチャルPPA 再エネ 再生可能エネルギー 太陽光発電 株式会社 資金調達 非FIT |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年11月6日、株式会社ペンマークは、総額約5,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 大学生向けのスケジュール管理アプリ「Penmark」を運営しています。 シラバスから時間割を作…
2021年8月24日、株式会社obnizは、株式会社日本政策金融公庫から資本性劣後ローンによる資金調達を実施したことを発表しました。 あらゆるものをIoT化できるボード「obniz Board(オブナ…
2025年1月7日、インターステラテクノロジズ株式会社は、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社と資本および業務提携に合意し、リード投資家としてシリーズFファーストクローズまでに約70億円の出資が決定したこと…
2022年7月13日、株式会社CrowdChemは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CrowdChemは、化学産業におけるビジネス推進を支援することを目的に、独自に収集し…
2022年10月5日、株式会社Ashiraseは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Ashiraseは、靴に挿入することで振動によってルートをナビゲーションするアタッチメントデバイス…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…