創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年5月6日研究開発リソースのシェアリングプラットフォームを提供する「Co-LABO MAKER」が1億円調達

2022年5月2日、株式会社Co-LABO MAKERは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Co-LABO MAKERは、研究リソースのシェアリングプラットフォーム「Co-LABO MAKER(コラボメーカー)」を開発・提供しています。
自社に設備や技術がなくても、早く・安く外部の研究開発リソース(ラボ・設備・人材)を活用し、研究開発を行うことができるプラットフォームです。
研究開発リソースを提供する側は、すでに保有している設備や人材・技術を活用して、資金獲得・連携先獲得・研究成果獲得の機会を得ることができます。
今回の資金は、大学連携・共同研究・法務規約等の締結を一気通貫で半自動的に行える環境を構築するための取引システムの開発の加速に充当します。
—
研究開発では、多くの知識・経験・設備・資金が必要となります。
そのため企業においてやりたい実験・研究があったとしても、必要なコト・モノを揃えることができずに断念してしまうというケースがあります。
一方で、使われていない機器・装置が死蔵されている研究機関も多く存在しています。こういった研究機関・研究室と、研究・実験を行いたい企業といった組織をマッチングすることができれば、両者に価値を提供できるでしょう。
それを実現しようとしているのがCo-LABO MAKERです。
もちろんこれまでも研究開発の外注や委託は行われてきました。しかし受託サービスを行っている企業・組織の情報がまとまっていないため、外注・委託の際に最適な相手を見つけることに労力がかかっていました。
「Co-LABO MAKER」は、機器や実験の内容などで検索することができ、最適な研究リソースをすぐに見つけることを可能にすることで、より外部の研究リソースを活用しやすい環境を整えています。
アウトソーシングは創業期においても便利に活用することができます。「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Co-LABO MAKER コラボメーカー シェアリング プラットフォーム ラボ リソース 共同研究 提供 株式会社 研究開発 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年8月26日、株式会社Revorfは、資金調達を実施したことを発表しました。 Revorfは、独自のバイオ技術と生体情報の高度計算処理を用いた医療技術・創薬基盤の開発に取り組んでいます。 現在…
2024年2月5日、株式会社TREASURYは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 TREASURYは、クラウド型電子契約サービス「Great Sign」やオンライン本人確認サービス「…
2023年3月1日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シェルパ・アンド・カンパニーは、ESG経営推進クラウド「SmartESG」を…
2024年7月26日、株式会社助太刀は、パナソニック ホールディングス株式会社から資金調達を実施したことを発表しました。 また、パナソニックHD傘下で、住宅設備・建材の製造・販売を担うパナソニック ハ…
2020年1月10日、Inagora株式会社は、総額53億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先である、スギホールディングス株式会社の子会社である株式会社スギ薬局、CITICグループ傘下の…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…