注目のスタートアップ

研究開発リソースのシェアリングプラットフォームを提供する「Co-LABO MAKER」が1億円調達

company

2022年5月2日、株式会社Co-LABO MAKERは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Co-LABO MAKERは、研究リソースのシェアリングプラットフォーム「Co-LABO MAKER(コラボメーカー)」を開発・提供しています。

自社に設備や技術がなくても、早く・安く外部の研究開発リソース(ラボ・設備・人材)を活用し、研究開発を行うことができるプラットフォームです。

研究開発リソースを提供する側は、すでに保有している設備や人材・技術を活用して、資金獲得・連携先獲得・研究成果獲得の機会を得ることができます。

今回の資金は、大学連携・共同研究・法務規約等の締結を一気通貫で半自動的に行える環境を構築するための取引システムの開発の加速に充当します。

研究開発では、多くの知識・経験・設備・資金が必要となります。

そのため企業においてやりたい実験・研究があったとしても、必要なコト・モノを揃えることができずに断念してしまうというケースがあります。

一方で、使われていない機器・装置が死蔵されている研究機関も多く存在しています。こういった研究機関・研究室と、研究・実験を行いたい企業といった組織をマッチングすることができれば、両者に価値を提供できるでしょう。

それを実現しようとしているのがCo-LABO MAKERです。

もちろんこれまでも研究開発の外注や委託は行われてきました。しかし受託サービスを行っている企業・組織の情報がまとまっていないため、外注・委託の際に最適な相手を見つけることに労力がかかっていました。

「Co-LABO MAKER」は、機器や実験の内容などで検索することができ、最適な研究リソースをすぐに見つけることを可能にすることで、より外部の研究リソースを活用しやすい環境を整えています。

アウトソーシングは創業期においても便利に活用することができます。「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ シェアリング プラットフォーム リソース 共同研究 提供 株式会社 研究開発 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

シェア別荘サービス「SANU 2nd Home」を提供する「Sanu」が64.5億円調達
2025年5月12日、株式会社Sanuは、総額64億5000万円の資金調達を発表しました。 Sanuは、シェア別荘サービス「SANU 2nd Home」を提供しています。 個々のライフスタイルに最適な…
犬の感情を表示するウェラブル・デバイス「INUPATHY」の開発元が1億円調達
2019年7月2日、株式会社ラングレスは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 犬の感情を5つの色で表す犬用ウェアラブル・デバイス「INUPATHY (イヌパシー)」を開発・展開していま…
【最大8000万円助成】「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」都内中小企業の技術・製品開発を支援【8/12締切】
令和7年度「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」のご案内です。 公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する助成事業です。 都内中小企業等が「イノベーションマップ」に基づき、自社のコア技術を基盤と…
AI与信管理サービス提供の「アラームボックス」が1.2億円調達
2019年12月2日、アラームボックス株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 インターネット上の情報を活用したAI与信管理サービス「アラームボックス」を提供していま…
インタラクティブ動画技術「Tig」を展開する「パロニム」が資金調達
2024年8月1日、パロニム株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は14.5億円となりました。 パロニムは、インタラクティブ映像配信ソリューション「Tig…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集