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2022年4月25日ペーパーレス経費精算システム「レシートポスト」などを展開する「TOKIUM」(旧:BEARTAIL)が35億円調達

株式会社TOKIUMは、総額35億円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、株式会社BEARTAILから、株式会社TOKIUMに社名を変更し、さらに法人の支出管理ブランド「TOKIUM(トキウム)」を新設したことも併せて発表しました。
TOKIUMは、ペーパーレス経費精算システム「RECEIPT POST(レシートポスト)」、請求書オンライン受領・処理サービス「INVOICE POST(インボイスポスト)」を提供しています。
今回のブランド新設により、「RECEIPT POST」と「INVOICE POST」を、それぞれ「TOKIUM経費精算」・「TOKIUMインボイス」に名称を変更し、ブランドイメージを統合します。
今回の資金は、サービス開発・企業のSDGs(持続可能な開発目標)達成をサポートする新サービスの研究開発、人材採用、マーケティングに充当します。
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企業では、業務効率化のため様々な業務において電子化が進んでいます。請求書の電子化は以前から取り組みが進み、PDFの請求書をメールでやりとりする光景も日常となりました。
請求書が電子になったことで、請求書の印刷、押印、封筒への封入、宛名書き、投函、請求書の保管・管理などの作業が削減されました。
一方で、PDFの請求書でもまだまだ効率化できる部分はあります。たとえばPDFの請求書は書式が統一されていないため、データ入力・仕訳・振込といった作業は人の手によって行われていることがほとんどです。
さらに、2023年10月1日からインボイス制度がはじまり、消費税の計算が複雑になります。これまでよりも作成・確認に時間がかかるため、請求書にまつわる業務を自動化するニーズが高まってきています。
ほかにも企業の収支に関わる業務としては経費精算があります。アナログな経費精算の場合は、申請の際に会社に戻る必要があります。近年はテレワークの普及など働き方が大きく変わっており、オフィスを主体とした業務フローが非効率的となり、多くの時間的なロスを生み出しています。そのため経費精算システムのニーズも高まっています。
システム・サービスの導入によって無駄な時間が削減されれば、その分重要な業務に時間を割くことができます。たとえば経理であれば、業績管理、予算管理などが挙げられます。これらは企業の競争力の源泉となるものであるため、支出管理の効率化は大きな効果を生んでくれることでしょう。
デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
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| 関連タグ | システム ペーパーレス 株式会社 経費精算 資金調達 |
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