注目のスタートアップ

英語学習アプリ「レシピー」運営の「ポリグロッツ」が1億円調達

company

2022年4月7日、株式会社ポリグロッツは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ポリグロッツは、英語学習アプリ「レシピー」を運営しています。

AIにより作成した英語学習者に最適な学習カリキュラムによる自習と、先生とのレッスンを組み合わせた英語学習を特徴としています。

英語学習の6大要素(リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング・単語学習・文法学習)すべてをアプリとレッスンでカバーしています。

法人向けにはビジネス英語が身につくアプリ型英語研修サービスを提供しています。

今回の資金は、組織の拡充のための人材採用などに充当されます。

学習は個人によって習熟度合いが違うため、画一的なカリキュラムでは最大限の効果を発揮することができません。そのためマンツーマン、もしくは1対少人数のレッスンの利用が考えられるのですが、このモデルは人件費がかかるため、レッスン費用も高額になり、気軽に手を出せるものではありませんでした。

しかし、AI技術の進展によってパーソナライズ化が可能になりました。学習サービスにおいてはカリキュラムの最適化が簡単に行えるようになったため、オフライン/オンライン双方で手の届く値段での個別学習が実現されました。

また、新型コロナウイルスの流行も学習シーンにおいて大きな出来事でした。今までは先生との対面レッスンを受けるためスクールに通うことが一般的でしたが、外出自粛により、ビデオチャットやアプリなどによるオンライン学習サービス(eラーニング)が充実してきています。

公的な教育機関でもオンライン授業が取り入れられるなど、急速に学習のオンライン化が進んでいます。教育領域は大きな変革を迎えており、今後どのように成長していくのか注目が必要です。

成功できる起業家になるためには、やはり勉強が欠かせません。「冊子版創業手帳」では、成功している起業家のインタビューを多数掲載しています。先人の思考やアイデアを知ることは、新たなビジネスの創造に役立つことでしょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI eラーニング アプリ 学習 教育 株式会社 英語 語学 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ペーパーレス経費精算システム「レシートポスト」などを展開する「TOKIUM」(旧:BEARTAIL)が35億円調達
株式会社TOKIUMは、総額35億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社BEARTAILから、株式会社TOKIUMに社名を変更し、さらに法人の支出管理ブランド「TOKIUM(トキウ…
CO2排出量可視化サービス提供の「e-dash」と「栃木銀行」が業務提携
2022年6月17日、e-dash株式会社は、栃木銀行と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 e-dashは、三井物産株式会社の100%子会社で、CO2排出量可視化サービス「e-dash」を提…
森林埋葬サービス「RETURN TO NATURE」を監修する「at FOREST」が5000万円調達
2025年3月7日、at FOREST株式会社は、総額5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 at FORESTは、遺骨を森林に埋葬するサービス「RETURN TO NATURE」を提供…
食事指導補助ツール「カロミルアドバイスfor保健指導」に特定保健指導の「継続支援」に対応した新機能を追加
2020年10月15日、ライフログテクノロジー株式会社は、「カロミルアドバイスfor保健指導」に新機能を追加したことを発表しました。 「カロミルアドバイスfor保健指導」は、特定保健指導の指導者や、食…
EV充電インフラ「Terra Charge」などを展開する「Terra Motors」が資金調達
2023年11月15日、Terra Motors株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Terra Motorsは、電気自動車(EV)向けの充電サービス「Terra Charge」や、アジ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集