注目のスタートアップ

リモートワーク環境整備プラットフォーム「リモートHQ」提供の「HQ」が2億円調達

company

2022年4月6日、株式会社HQは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

HQは、社員ごとに最適なリモートワーク環境の構築を実現できる福利厚生サービス「リモートHQ」を提供しています。

企業が設定したポイント(社員ひとりあたりの月額予算)に応じて、デスク・チェア・モニター・カメラ・フィットネス機器など、各社員が最適なものを自分で選択することができるサービスです。

コンシェルジュから、自宅の間取りなどを考慮したリモートワーク構築のアドバイスをもらえるため、個々人に最適な環境を構築することが可能です。

今回の資金は、「リモートHQ」の開発・販売体制強化とマーケティングに充当されます。

新型コロナウイルス感染症の流行により、企業では急激にリモートワークの導入が進みました。予期していなかったことであるため、事前に準備ができず、適切なリモートワーク環境の構築に対応できないといったケースも散見されました。

働き手としても自宅に仕事環境を整えていないことも多く、インターネット回線の整備や、ワークチェアの導入などを個別に行った人もいるでしょう。

一方で、機能性の高いワークチェアは個人では手を出しにくい価格であることも多く、自分で環境の構築ができず劣悪な環境下でリモートワークを行っている人も少なくありません。こうした環境を改善するため、在宅勤務手当などを支給する企業も増えてきました。

しかし在宅勤務手当を支給しても本当に環境整備に使ってくれているのかはわからないですし、それが生産性の向上につながるものであるかも把握することはできません。また、効果を最大化するため個別対応をすると不公平につながるため、企業では最適な対応に苦慮しています。

HQが展開する「リモートHQ」は、福利厚生サービスとして個人のリモートワーク環境の構築を支援するサービスです。上記の課題を解決するため、企業が設定したポイント内で、社員が自分に必要なアイテムを選んで利用することができるという仕組みを構築しています。また、専門コンシェルジュによるサポートを行うため、社員ごとの課題に合わせた最適な環境を構築することが可能です。

リモートワークの実施には、社内システムの整備が必要です。創業期はなにも導入されていない状態のため、最新のシステムを好きなように導入することができます。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの導入について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ サービス プラットフォーム リモートワーク 整備 株式会社 環境 福利厚生 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラウド型養豚経営支援システム「Porker」を手がける「Eco-Pork」に「オイシックス・ラ・大地」の投資子会社が投資を実行
オイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社が運営するフードイノベーション領域に特化したCVCファンド「Future Food Fund 2号」は、株式会社Eco…
メタバースに関わるクリエイターが所属するプロダクション「メタバースクリエイターズ」が資金調達
2023年6月21日、株式会社メタバースクリエイターズは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、ソーシャルVR「VRchat」とクリエイタープロダクションとしては初となる公式パートナーシップ契…
13歳から19歳限定のオンライン・ラーニング・コミュニティ運営の「Inspire High」が資金調達
2020年4月16日、株式会社Inspire Highは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先の1社である株式会社パルコとは資本業務提携を開始しています。 Inspire Highは、…
ITエンジニアのつながりを活かしたフォロワー採用サービス「Musubite」を運営する「ニュートラル」が4,600万円調達
2023年8月21日、株式会社ニュートラルは、総額4,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ニュートラルは、ITエンジニアのつながりを活かしたフォロワー採用サービス「Musubite(ム…
AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売する「AGRIST」が資金調達
2024年10月8日、AGRIST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、NIPPON EXPRESSホールディングスです。 AGRISTは、農業ロボットの開発や、農業AIの開発…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集