注目のスタートアップ

メタバースと現実空間をつなぐNFTプラットフォームを開発する「Super Massive Global」が1.1億円調達

company

2022年3月10日、Super Massive Global株式会社は、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

メタバースと現実空間をつなぐNFTプラットフォームの開発や、NFTコンサルティング事業、Web制作・広告運用事業、コンテンツプロデュース事業を展開しています。

“Play to Earn(遊んで稼ぐ)”の実現のため、メタバースにおいて国境・人種・性別・文化の垣根を超えて人びとがつながり、メタバースでNFTを発行し現実世界でも活用することで、企業もユーザーも収益を得られる経済圏の構築を目指しています。

今回の資金は、NFTプラットフォームの開発や、パートナー企業との業務環境の整備に充当されます。

NFT(Non-Fungible Token, 非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を活用することにより、デジタルデータに唯一無二の資産的価値を付与する技術/コト/モノを指します。

これまでデジタルデータはコピーや改竄が容易だったため、漫画や音楽などのデジタル著作物は海賊版といった不正な流通に悩まされていました。

しかしNFTによってコピーや改竄がされていないことを証明できるようになったため、デジタルデータを健全に売買することが可能になりました。

NFTの実現により、たとえばゲーム業界においては、ゲーム内のアイテムと通貨の取引(売買)を健全に実装することができます。このNFTを活用したゲームをNFTゲームと呼び、NFTの流行と共に注目が集まっている領域です。

NFTゲームでは、仮想通貨を活用したゲーム内アイテムの流通が実装されており、ゲームをすることによって手に入れたアイテムを売り、仮想通貨を入手することができます。

この仕組みをPlay to Earn(遊んで稼ぐ)と呼び、新たなゲームのトレンドとして今後のゲーム業界を変えるものとして注目されています。

Super Massive Globalがどのようなプラットフォームを開発しているのか詳細は不明ですが、ゲームとはまた違ったモデルによりPlay to Earnを実現することを目指していると考えられます。

新たなビジネスの創出には資金が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ NFT Play to Earn Super Massive Global プラットフォーム メタバース 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

配車管理・配送計画を自動化する運送業界向けSaaS「AI配車アシスタント LOG」を提供する「Logpose Technologies」が8,000万円調達
2023年1月12日、株式会社Logpose Technologiesは、8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Logpose Technologiesは、運送業界向けSaaS「AI…
学費出世払い方式(ISA)を採用したエンジニア養成学校「CODEGYM」を運営する「LABOT」が資金調達
2022年8月30日、株式会社LABOTは、香港のChoco Upから、クロスボーダーの資金調達を実施したことを発表しました。 LABOTは、学費出世払い方式(ISA)を採用したハイレベルエンジニア養…
ヘリカル型核融合炉の開発を目指す「Helical Fusion」が6,500万円調達
2022年5月10日、株式会社Helical Fusionは、総額6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Helical Fusionは、ヘリカル型核融合炉の開発を目指しています。 ヘ…
糖尿病合併症である足病変の重症化予防に取り組む「セカンドハート」が資金調達
2025年7月31日、株式会社セカンドハートは、資金調達を発表しました。 セカンドハートは、糖尿病合併症である足病変の重症化予防に取り組むヘルステックスタートアップです。 現在、足病診療支援プラットフ…
「LOZI」が鋼材流通加工管理プラットフォーム「Mill-Box Trace-Plus」において「三菱商事」と連携
2022年12月19日、株式会社LOZIは、「Mill-Box Trace-Plus」のサービス提供を三菱商事株式会社より開始することを発表しました。 LOZIと三菱商事は、鉄鋼製品流通において川上か…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集