創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年3月11日メタバースと現実空間をつなぐNFTプラットフォームを開発する「Super Massive Global」が1.1億円調達

2022年3月10日、Super Massive Global株式会社は、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
メタバースと現実空間をつなぐNFTプラットフォームの開発や、NFTコンサルティング事業、Web制作・広告運用事業、コンテンツプロデュース事業を展開しています。
“Play to Earn(遊んで稼ぐ)”の実現のため、メタバースにおいて国境・人種・性別・文化の垣根を超えて人びとがつながり、メタバースでNFTを発行し現実世界でも活用することで、企業もユーザーも収益を得られる経済圏の構築を目指しています。
今回の資金は、NFTプラットフォームの開発や、パートナー企業との業務環境の整備に充当されます。
NFT(Non-Fungible Token, 非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を活用することにより、デジタルデータに唯一無二の資産的価値を付与する技術/コト/モノを指します。
これまでデジタルデータはコピーや改竄が容易だったため、漫画や音楽などのデジタル著作物は海賊版といった不正な流通に悩まされていました。
しかしNFTによってコピーや改竄がされていないことを証明できるようになったため、デジタルデータを健全に売買することが可能になりました。
NFTの実現により、たとえばゲーム業界においては、ゲーム内のアイテムと通貨の取引(売買)を健全に実装することができます。このNFTを活用したゲームをNFTゲームと呼び、NFTの流行と共に注目が集まっている領域です。
NFTゲームでは、仮想通貨を活用したゲーム内アイテムの流通が実装されており、ゲームをすることによって手に入れたアイテムを売り、仮想通貨を入手することができます。
この仕組みをPlay to Earn(遊んで稼ぐ)と呼び、新たなゲームのトレンドとして今後のゲーム業界を変えるものとして注目されています。
Super Massive Globalがどのようなプラットフォームを開発しているのか詳細は不明ですが、ゲームとはまた違ったモデルによりPlay to Earnを実現することを目指していると考えられます。
新たなビジネスの創出には資金が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | NFT Play to Earn Super Massive Global プラットフォーム メタバース 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年4月23日、株式会社シナモンは、総額約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 機械学習やディープ・ラーニングを活用したAIに関連するプロダクトを提供しています。 具体的には、非定型…
2021年9月28日、Recustomer株式会社は、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 2021年6月から、EC事業者向けカスタマーリテンションプラットフォーム「Rec…
2022年6月13日、株式会社ONE ACTは、HANCOM inSPACE(本社:大韓民国大田広域市儒城区)と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ONE ACTは、ソースコードマーケッ…
2024年3月19日、バフェットコード株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 バフェットコードは、企業分析SaaS「バフェット・コード」を開発・運営しています。 上場企業データベースのエン…
2023年2月27日、株式会社ピアズは、bravesoft株式会社より、CVC事業の第3号案件として、第三者割当増資を引き受け、イベントテック事業に関する資本業務提携したことを発表しました。 brav…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…