注目のスタートアップ

運転代行配車アプリ「AIRCLE」展開の「Alpaca.Lab」が資金調達

company

2022年3月1日、株式会社Alpaca.Labは、資金調達を実施したことを発表しました。

運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」を展開しています。

アプリから配車発注することで、運転代行業者と利用者の位置情報を参照し、最適な配車を行います。

運転代行業者は、随伴車のリアルタイムな位置情報の確認や、目的地へのルート案内、受注・発注処理、ドライバー管理などの業務を一括で管理することが可能です。

2022年3月現在、沖縄県と福岡県で展開しています。

運転代行とは、自家用車を運転していった先でお酒を飲むなどして自分で車を運転して帰ることができなくなった人のため、運転を代行して自宅など目的地まで送り届けるビジネスです。

そもそも目的地にタクシーなどを使って行きお酒を飲んで、タクシーで帰ってくればいいと考える人がいるかもしれません。

しかし沖縄などでは、居酒屋などがある繁華街と住宅が離れた場所にあり、タクシーが走っておらず、また迎えにも行かない/行けないケースが多くあるため、運転代行というビジネスが主流となっているのです。

また、利用者としてはこういった土地の事情から必要な交通インフラとなっている他、片道のみの料金で済むため多く利用されています。

運転代行業はタクシー業と似たような業態ですが、配車の方法としては利用客から頼まれた飲食店による配車が多いことが大きな差異となっています。

飲食店としては配車作業というオペレーションの負担が大きいため、効率化が求められていました。

運転代行業としても、店舗まで迎えにいくのに時間がかかると配車を断られるということが多いため、近い店舗との最適なマッチングが利益向上のためにも必要です。

Alpaca.Labはこういった課題を解決するため、「AIRCLE」の提供を行っています。

テクノロジーを活用した効率化はどのような業界でも重要な課題となっています。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AIRCLE アプリ 受発注 株式会社 沖縄県 管理 資金調達 運転代行 配車
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

課題解決ゲームプラットフォーム事業を展開する「Digital Entertainment Asset」が10億円調達
2025年1月29日、Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.(DEA)(本社:シンガポール)は、DEAの持株会社PlayMiningに対し、株式会社ZUUの連結子会社…
クラウドファンディング・サイト運営の「CAMPFIRE」が40億円超の資金調達
2020年12月4日、株式会社CAMPFIREは、総額40億円超の資金調達を実施することを発表しました。 国内最大の購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」や、融資型クラウドファンディング「C…
高機能な導電性繊維「LEAD SKIN」を開発・製造する「エーアイシルク」が3.2億円調達
2023年5月15日、エーアイシルク株式会社は、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エーアイシルクは、高機能な導電性繊維「LEAD SKIN」を開発・製造する東北大学発スタ…
デリバリーのシェアリング・プラットフォーム「anyCarry」運営の「エニキャリ」が資金調達
2021年4月9日、株式会社エニキャリは、資金調達を実施したことを発表しました。 ECモール型のデリバリー・シェアリング・プラットフォーム「anyCarry(エニキャリ)」を運営しています。 ゼロから…
「DRONE FUND」が遠隔操作・自動運転型の水上ドローン「Marine Drone」を開発する「炎重工」に出資
2023年2月24日、DRONE FUNDは、炎重工株式会社に、3号ファンド(DRONE FUND3号投資事業有限責任組合)から出資を実行したことを発表しました。 炎重工は、遠隔操作・自動運転型の水上…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集