注目のスタートアップ

イヤホン型BCI「Ear Brain Interface」などを開発するブレインテックスタートアップ「CyberneX」が資金調達

company

2022年2月28日、株式会社CyberneXは、資金調達を実施したことを発表しました。

イヤホン型Brain Computer Interface(BCI)「Ear Brain Interface」の開発などを行うブレインテックスタートアップです。

「Ear Brain Interface」は、脳波を計測することができるイヤホン型の小型デバイスです。音声UIを搭載しているため、日常利用することも可能となっています。

今回の資金は、「Ear Brain Interface」で得られたデータを日常のシーンで活用するためのソフトウェアの開発や、サービスのローンチに向けた事業開発の強化に充当されます。

BCI(ブレインコンピューターインターフェース)は、人の脳とコンピューターを接続する技術のことを指します。

脳波によって直接文字を入力したり、機械を動かしたりすることが可能となります。

主に身体に障害を抱える人のために開発されていた技術ですが、現在はデバイスの小型化や非侵襲での計測が行えるデバイスが登場したことにより、ビジネスにおいても活用が見込まれています。

特にCyberneXが開発しているイヤホン型のBCIは、非侵襲でありながらも精度が高いことが特徴的です。つけていても違和感がないため日常での利用が可能です。

すでにビジネスでは、脳波を利用したパッケージの効果測定や、コミュニケーションの可視化などで利用されています。

人間の感情などを定量化できるため様々な領域への応用が可能であり、今後の大きな発展が予測されています。

日常的に利用できるデバイスであればヘルスケアデバイスとしての活用なども考えられます。今後のCyberneXの動向に注目が必要です。

研究開発を主体とした事業では豊富な資金を必要とします。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に役立つ情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ イヤホン デバイス ブレインテック 小型 株式会社 脳波 計測 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

グローバルコンサルティングファーム「SYNTHESIS」が5.8億円調達
2025年9月30日、株式会社SYNTHESISは、総額5億8000万円の資金調達を発表しました。 SYNTHESISは、グローバルコンサルティングファームです。戦略コンサルティングとAIを始めとする…
Instagramのハッシュタグからデータを収集しマーケティング・データベースを作成可能にする「HASHlatte」がリリース
2020年6月17日、株式会社hashoutは、「HASHlatte」を2020年6月17日(水)にリリースしたことを発表しました。 「HASHlatte」は、Instagramのハッシュタグ(#)か…
食品ロスを削減するフードシェアリングサービスを運営する「ロスゼロ」が資金調達
2022年10月13日、株式会社ロスゼロは、資金調達を実施したことを発表しました。 ロスゼロは、規格外品・過剰在庫を販売するECや、未利用食材でつくるアップサイクル食品の開発、余剰在庫などの不定期・不…
ライブ配信によって求職者にアピールできる採用サービス「BUIVER」がリリース
2021年2月22日、株式会社BUIVERは、「BUIVER(ビーバー)」を2月にリリースすることを発表しました。 「BUIVER」は、企業がライブ配信によって求職者に対して自社の魅力や、仕事内容、仕…
がん再発を早期発見するゲノム検査を手がける「クオントディテクト」に「フューチャーベンチャーキャピタル」が出資
2023年9月11日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、株式会社クオントディテクトに投資を実行したことを発表しました。 クオントディテクトは、高頻度に検出が予想される遺伝子変異を対象に、血液…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集