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完全栄養食品「BASE FOOD」を展開の「ベースフード」が20億円調達

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2022年2月23日、ベースフード株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。

完全栄養食品「BASE FOOD(ベースフード)」を展開しています。

2022年2月現在、完全栄養パン「BASE BREAD」、完全栄養パスタ「BASE PASTA」、完全栄養クッキー「BASE Cookies」を販売しています。

サブスクリプションモデルでの提供のほか、コンビニ・ドラッグストアなどでの単品販売も行っています。

今回の資金は、既存商品のアップデートや、新商品開発の加速、人材採用の強化に充当されます。

完全栄養食品とは、1食に必要なすべての栄養素を必要量以上含んでいる食品のことです。

2013年にシリコンバレーで1日の栄養がとれる粉末状ドリンクが登場し、起業家など忙しい人が取り入れ始めたことにより広がっていきました。

現在は日本でもいくつかのスタートアップや大手食品メーカーが手掛けており、パスタ、パン、カレー、粉末、味噌汁など様々な完全栄養食品が販売されています。

忙しい人だけでなく、ダイエットやヘルスケアのために普段の食事を完全栄養食品に置き換える人もおり、今後もその利用法が多様化していくと考えられます。

もっとも手軽なのは粉末を溶かして作るドリンクタイプのものですが、満腹感が感じられないということが課題となっています。

ベースフードの展開する「BASE FOOD」は、パスタ、パン、クッキーという3種類で提供されています。

パスタタイプは満足感のある食事を実現できますし、クッキーはおやつ感覚で栄養を補完することが可能です。

パンタイプは手軽に食べられ、ある程度お腹も満たすことができるため、市場でも注目されています。

コンビニ・ドラッグストアでも販売するなど、認知拡大に向けた取り組みも行っているため、完全栄養食においてどれだけの地位を築いていくのか注目です。

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カテゴリ 有望企業
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