注目のスタートアップ

個人のお金に関する情報をオープンにする「OpenMoney」運営の「JUKKI」が6,000万円調達

company

2022年2月9日、株式会社JUKKIは、総額約6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

個人のお金に関する情報をオープンにするサービス「OpenMoney」を運営しています。

登録することで、他のユーザーの年収や資産額などを知ることができるサービスです。

また、投資・保険・不動産などお金に関する情報の発信も行っています。

今回の資金は、「OpenMoney」の改善や機能追加のための開発や、人材採用、マーケティングに充当されます。

現在の金利は限りなく0%に近い低金利であるため、預金だけで資産を増やすことは難しい状況にあります。

また、公的年金の支給水準が2割減るとの試算が公表されたことなどもあり、若年層からの資産形成の重要性が高まっています。

一方で、日本人の金融リテラシーは欧米と比べて低いといわれることが多く、実際に個人の現金・預金の割合や運用資産の割合を比べると日本の方が低いことがわかっています。

日本人の金融リテラシーが低い理由としては、教育機関・家庭共にお金に関する教育をほとんど行っていないことが挙げられます。

こういった日本人のお金に関する課題を解決するため、Fintechスタートアップが様々なサービスを提供しています。

また、金融サービス仲介業の新たな設立など制度の改正などもあり、今後さらに便利でユニークなビジネスが登場することも考えられ、ますます注目の領域といえるでしょう。

JUKKIは「OpenMoney」の運営を通じ、個人のお金に関する情報をオープンにすることで、お金に関する意識の変革を支援しています。

企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理は重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ JUKKI OpenMoney お金 不動産 保険 情報 投資 株式会社 資産 資産形成 資産運用 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

EC向けタグ付け自動化AIツール「AIタッガー」を提供する「LISUTO」が資金調達
2022年11月17日、LISUTO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ベクトルです。 LISUTOは、ECモールに出品する商品のタグ付けを自動化するツール「AIタッ…
見込み顧客の検討状況を可視化する「GRiX」を提供する「AimyTech」が6000万円調達
2024年11月6日、AimyTechは、6000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AimyTechは、見込み顧客の検討状況を可視化するツール「GRiX」を開発・提供しています。 営業資料…
「ライトアップ」が「ENECHANGE」と連携 補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」のOEM提供を開始
2021年8月16日、株式会社ライトアップは、ENECHANGE株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 ライトアップは、助成金自動診断ツール「Jシステム」や、補助金・助成金活用支援「Jコ…
AIと量子技術の活用に強みを持つソフトウェア企業「グルーヴノーツ」と「三菱UFJ銀行」が資本・業務提携
2023年7月13日、株式会社グルーヴノーツは、株式会社三菱UFJ銀行と、資本・業務提携を締結し、三菱UFJ銀行はグルーヴノーツの発行済株式の約18%を取得したことを発表しました。 これにより、グルー…
音声配信プラットフォーム運営の「Radiotalk」が3億円調達
2020年10月19日、Radiotalk株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 1タップで始められる音声配信プラットフォーム「Radiotalk」を運営しています。 配信者…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集