注目のスタートアップ

農業向け自動運送ロボットなど開発の「輝翠TECH」が資金調達

company

2021年12月22日、輝翠TECH株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

また、農林水産省や青森市などが実施する複数の支援事業に採択されたことも併せて発表しました。

りんご農家などにおける収穫物の運搬を支援する自動運送ロボットの開発や、農場における果樹の病害虫の発見や樹勢の調査を行う自動パトロールロボットの開発などを行っています。

日本の農業は、少子化・後継者不足による人手不足や、高齢化による生産性の低下、中山間地区が多いことによる過酷な環境、近年の気候変動など、様々な課題を抱えています。

人手不足・生産性の低下を解決するために有効なのが農業用ロボットの活用です。

これまでトラクターといった農業機械はありましたが、みかん畑など農業機械が適用できない環境があることや、機械が高価であることが課題でした。

最新のロボット技術やICTを活用することで、現在の農業機械よりもさらなる省力化・高品質生産を実現することができるため、多くのスタートアップが参入しサービスを提供しています。

なかでも大きな省力化につながるのが、ロボットによる自動化です。

農業の現場はそれぞれ環境が異なるため技術的なハードルが高いのですが、近年のAI技術の向上によって自律走行や農作物の画像分析などが可能となってきました。

今後も農業の課題を解決するため様々なテクノロジーが活用され、ユニークなサービスが登場することが予測されます。

ロボティクスにおいては宇宙産業など異業種からの参入もあるため、非常に注目の市場といえるでしょう。

研究開発には潤沢な資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ アグリテック ロボット 株式会社 自動 自動運送ロボット 資金調達 輝翠TECH 農業
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

商談DXプラットフォーム「CEOclone」を提供する「タッチスポット」が資金調達
2024年1月11日、タッチスポット株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 タッチスポットは、商談DXプラットフォーム「CEOclone」を開発・提供しています。 「CEOclone」は、…
QB第ニ号投資事業有限責任組合(QB2号ファンド)及びWUV1号投資事業有限責任組合(WUV1号ファンド)がダイアモンド半導体デバイスを開発する「Power Diamond Systems」に出資
2023年3月15日、早稲田大学ベンチャーズ株式会社は、QBキャピタル及びNCBベンチャーキャピタルが共同で運営する、QB第ニ号投資事業有限責任組合(QB2号ファンド)及び、早稲田大学ベンチャーズ株式…
企業のメンタル・ヘルス課題を解決するクラウド・サービス提供の「メンタルヘルステクノロジーズ」が2.4億円調達
2020年4月27日、株式会社メンタルヘルステクノロジーズは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 働き手のメンタル・ヘルス予防のためのクラウド・サービス「ELPISシリーズ…
マウスピース型歯科矯正サービス「DPEARL」を展開する「フィルダクト」が1.5億円調達
2022年6月23日、株式会社フィルダクトは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フィルダクトは、透明マウスピース型の歯科矯正サービス「DPEARL(ディパール)」を運営…
「プレイド」が「ランサーズ」と業務提携しフリーランス向けCX教育プログラム「KARTE CXパートナープログラム」を提供開始
2020年10月12日、株式会社プレイドは、ランサーズ株式会社と業務提携したことを発表しました。 この提携により、フリーランス向けの教育プログラム「KARTE CXパートナープログラム」の提供を開始し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集