注目のスタートアップ

アパレルDXの「GOOD VIBES ONLY」が5.5億円調達

company

2021年10月8日、株式会社GOOD VIBES ONLYは、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

デジタルサンプルとAI需要予測を活用することにより、アパレル業界におけるサプライチェーンのDXを目指しています。

具体的には、3DCGによるアパレルのサンプルであるデジタルサンプル(バーチャルサンプル)により、実物サンプルを生産することなくSNSやECなどで訴求を行えるようにします。

またSNSの投稿からAIによって需要予測することで、事前需要を可視化し最適な発注・生産を実現します。

2022年春に、3Dデータを軸にしたアパレルのプラットフォームを開始する予定です。

アパレルの生産におけるDXとしてもっとも大きなものが、デジタルサンプリング(バーチャルサンプリング)です。

服の製作は、パターン(型紙)の作成、生地の仕入れ、染色・裁断、縫製というプロセスになっています。

もちろんサンプルを作成するときも同様であるため、コストがかかることが大きな課題となっています。

デジタルサンプリングは、コンピューターで服のモデリングを行うことを指し、上記のプロセスをすべてデジタル上で完結させることができます。

生産リードタイムが大きく削減され、市場投入までの時間を短縮できること、サンプル作成のコストが削減されること、素材の無駄を削減できることなど、多くのメリットがあります。

DXは様々な業界で喫緊の課題となっています。アパレルにおけるデジタルサンプリングなど、大きな変革を生む技術もありますので、積極的に導入し、時代に取り残されないようにしましょう。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 3DCG DX GOOD VIBES ONLY アパレル サプライチェーン デジタルサンプル バーチャルサンプル 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

休日の便利でお得な遊び予約サイト「アソビュー!」運営の「アソビュー」が13億円調達
2020年12月8日、アソビュー株式会社は、総額約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 休日の便利でお得な遊び予約サイト「アソビュー!」を運営しています。 全国約7,500店舗の事業者と提…
在庫分析クラウド「FULL KAITEN」を提供する「フルカイテン」が3.5億円調達
2023年11月27日、フルカイテン株式会社は、株式会社日本政策金融公庫からスタートアップ支援資金の新株予約権付融資によって3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の調達は20…
独自開発有機培土と高機能環境制御ハウスにより高糖度ミニトマトを生産・販売する「OSMIC」が「三菱地所」と資本業務提携
2021年10月19日、株式会社OSMICは、三菱地所株式会社と資本業務提携に合意したことを発表しました。 これにより、三菱地所とOSMIC創業者を引受先とした第三者割当増資により、総額約12億5,0…
映像解析AIプラットフォーム運営の「フューチャースタンダード」が1.65億円調達
2019年10月10日、株式会社フューチャースタンダードは、総額1億6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、東京理科大学イノベーション・キャピタルなどです。 また、東京理科大…
「SoftRoid」が1億円調達 建築工事の全工程を網羅的に記録するクラウド型AIサービス「zenshot」をリリース
2022年9月16日、株式会社SoftRoidは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「zenshot(ゼンショット)」の正式版をリリースしたことも併せて発表しています。 「ze…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集