「東京都スタートアップ実証実験促進事業(PoC Ground Tokyo)」第2期参加企業募集 9/23締切

subsidy

2021年9月8日、株式会社ボーンレックスは、「東京都スタートアップ実証実験促進事業(PoC Ground Tokyo)」の第2期参加企業の募集を開始したことを発表しました。

「東京都スタートアップ実証実験促進事業(PoC Ground Tokyo)」は、東京都が実施し、ボーンレックスが受託・運営する、スタートアップ支援プログラムです。

革新的なビジネスアイデアを持ちながらも、仮説検証や社会実装の検証を行う機会・リソースに恵まれないスタートアップに向け、仮説検証や社会実装の検証などにおいてサポートを提供するプログラムです。

「主な応募要件」
・革新的なアイデアに基づくビジネスモデルにより、新たなビジネス領域で成功し、急速に成長することを志向するスタートアップなどであること
・応募時点で創業後10年未満であること
・東京都内において事業展開を行っている、または行おうとしていること など

「応募期間」
2021年9月8日(水)~9月23日(木)

「募集する実証実験」
・すでに事業モデル及び実証するための製品やサービスがあり、それについて実証したい仮説構築ができていること

「対象分野」
・サスティナブル(環境):再生可能エネルギーの利活用やゴミ処理、食品ロスへの対応等の、エネルギーや環境に関わるソリューションを提供する事業
・ニュースタンダード:働き方やライフスタイル、インフラなど日常生活や習慣に関わる分野において、新しい生活様式や社会の仕組みを提供する事業
・X-Tech(クロステック):科学・工学、食・農業、教育、医療、金融、情報・通信等の既存産業において、 新しい技術(AI、IoT、ビッグデータ、ブロックチェーン等を含む)を活用して、課題解決や新たな価値の創造に取り組む事業

「スケジュール」
・2021年9月8日(水)~9月23日(木) 募集
・2021年9月下旬 書類審査(書類審査通過企業決定後、面談)
・2021年11月中旬 ピッチ審査
・2021年12月上旬 実証実験開始(3カ月程度)
・2022年3月下旬 成果報告会(第1期・第2期合同)

実証実験は新たなアイデアが有効であるかどうかを検証するために重要な取り組みのひとつです。

地域課題の解決の取り組みのひとつとして、公民連携で自治体でも実証実験を行うケースが増えています。

しかし実証実験の実施においては、自治体側は課題を解決できるアイデアを持つ企業を見つけられない、企業側はアイデアを受け入れてくれる自治体を見つけられないといった課題も顕在化しています。

また、地域課題よりも大きな課題を解決しようとするアイデアでは、そもそもスケールが大きすぎて受け入れられる場所がないといったケースもあります。

最近では、電動キックボードのヘルメット不要で公道を走行する実証実験が行われていますが、これは様々な議論があった末「新事業特例制度」に認定されたことにより、ついに実施できるようになったという経緯があります。

法律の規制などにより実現の難しいアイデアは、実証実験にこぎつけるまでに時間がかかってしまうこともあるため、今回のプログラムのように東京都主導で実証実験をできる場を与える取り組みは、多くの企業にとって福音となるでしょう。

新たなビジネスでは、自治体や他社との連携が必要となる場合があります。「冊子版創業手帳」では、人脈を作るためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ PoC PoC Ground Tokyo スタートアップ プログラム ベンチャー ボーンレックス 仮説検証 実証実験 支援 東京都 東京都スタートアップ実証実験促進事業
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「東京都運輸事業者向け燃料費高騰緊急対策事業支援金」
東京都「東京都運輸事業者向け燃料費高騰緊急対策事業支援金」のご案内です。 昨今の燃料価格の高騰を受け、地域経済を支える重要な社会インフラである物流および都民の日常生活と関わりの深い乗合バス事業を維持す…
【東京都】「中小企業サイバーセキュリティ対策強化サポート事業」
東京都は「中小企業サイバーセキュリティ対策強化サポート事業」について発表しました。 社外に持ち出される末端の端末を保護する新たなセキュリティ機器の導入支援を行うことで、中小企業のセキュリティ対策の強化…
授乳支援事業を中心に産後ケアサービスの提供を目指す「Aria Rika」が資金調達
2024年10月5日、Aria Rika株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Aria Rikaは、授乳支援事業を中心とした産後ケアサービスを開発しています。 それぞれの過程に応じた理想…
【東京都】「業界別人材確保強化事業」助成金
公益財団法人東京しごと財団は、「業界別人材確保強化事業」について発表しました。 東京都と連携し、業界の要望や状況に応じてカスタマイズでの支援を行うとともに、業界全体の自主的な取組に対して経費を助成する…
学生起業家の発掘・育成プロジェクト「Founders!」が10月〜12月に神戸で開催
神戸市は「Founders!」の開催を発表しました。 「Founders!」は、神戸・関西にゆかりのある起業家との議論を行い、起業を成功に導く理論を講義で学ぶ、全8回の独自シリーズ講座です。 4月1日…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集