注目のスタートアップ

AIで学習を個別最適化する「atama+」提供の「atama plus」が51億円調達

company

2021年7月21日、atama plus株式会社は、約51億円の資金調達を実施したことを発表しました。

AIで学習を個別最適化する「atama+(アタマプラス)」を全国の塾・予備校に提供しています。

AIが個々人の理解度・学習履歴・ミスの傾向などをもとに、世界にひとつだけの専用カリキュラムを自動作成し、あらゆる学力レベルにある生徒の学習を支援するツールです。

生徒の集中度や学習の進捗をリアルタイムで解析し、先生にいつ・どのような声がけをすると効果的かを提案します。

また、学習コンテンツはタブレットで提供するため、家庭でも同様の学習を続けることができます。

今回の資金は、プロダクト開発の加速や、顧客支援体制の強化、マーケティングに充当されます。

教育領域での人手不足は深刻で、他国に比べて教員1人あたりの指導生徒数が多くなっているという大きな課題があります。

そのため少人数指導や習熟度別学習などを支援するシステムやツールの普及が必要です。

すでに塾・予備校には多種多様なシステムが導入されていますし、個人向けにも自立学習を支援する学習システムが提供されています。

また、子供たちひとりひとりに端末を利用できる環境を整備するGIGAスクール構想も2021年4月から開始され、教育における改革が始まっています。

今後、教育領域における改革の流れは加速していくことが考えられるため注目が必要です。

人手不足は様々な領域で深刻なものとなっています。そのためデジタルツールの導入による効率化が重要です。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI atama plus atama+ EdTech アタマプラス 学習 教育 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

建機レンタル業界向けDXサービスを提供する「SORABITO」が融資により5.5億円調達
2023年9月19日、SORABITO株式会社は、合計5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達は、株式会社日本政策金融公庫・株式会社静岡銀行からの融資によるものです。 …
東京大学・松尾研究室発のAIスタートアップ「パンハウス」が資金調達
株式会社パンハウスは、資金調達を実施したことを発表しました。 パンハウスは、東京大学松尾研究室が開発したAIスタートアップ起業家育成プログラム「起業クエスト」の卒業1期生が創業したAIスタートアップで…
D2Cコスメ・ブランドや美容メディア展開の「DINETTE」が3億円調達
2020年5月7日、DINETTE株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 コスメ・プライベート・ブランド「PHOEBE BEAUTY UP(フィービービューティーアップ)」や…
AI与信審査技術などを手がける「H.I.F.」が「ハイブリッドテクノロジー」と資本業務提携
2023年8月31日、H.I.F.株式会社は、株式会社ハイブリッドテクノロジーズと資本業務提携を行うことに合意したことを発表しました。 H.I.F.は、AI与信審査技術の開発・提供や、法人版後払い(保…
DX支援などの「レッドジャーニー」と総合ITサービス企業の「TIS」が業務提携
2020年10月16日、株式会社レッドジャーニーは、TIS株式会社と業務提携したことを発表しました。 レッドジャーニーは、DX支援事業や、DX人材教育事業、新規事業・新規プロダクト開発支援事業などを展…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集