注目のスタートアップ

イメージ認識型高速セルソーティング技術を用いた治療・診断プラットフォームを開発する「シンクサイト」が28.5億円調達

company

2021年5月19日、シンクサイト株式会社は、総額28億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

AIが駆動するイメージ認識型高速セルソーティング技術を用いた治療・診断プラットフォームの研究開発を行っています。

独自に開発したイメージ認識型高速セルソーティング技術である“ゴーストサイトメトリー技術”は、情報量と分離スピードに優れた単一細胞計測技術です。

単一細胞計測技術は、がん・免疫疾患などの病態の解明・診断において基盤となる技術であるものの、従来のものは単一細胞から取得する情報量と分離スピードを両立させることは困難でした。

ゴーストサイトメトリー技術は、この課題を解決する技術であり、再生・細胞医薬、医療検査診断、創薬の領域で革新をもたらすものです。

今夏の資金は、ゴーストサイトメトリー技術を利用した革新的な治療や検査診断の実用化に向けた共同研究の推進や、ゴーストサイトメトリー技術が搭載された細胞分析・分離システムの開発の加速に充当されます。

AI技術の急速な発展により、病気の早期発見や最適な治療の実現など医療向けAIの研究開発が急激に活発化しています。

特に、レントゲン・エコー・MRIなどの画像を分析して診断を行う画像診断の分野は、現状のAIが力を発揮しやすい土俵であり、実用化の推進されています。

医療や農業などの分野において最新技術による研究開発が進められています。これらの分野は社会的に必要不可欠な存在であるため、資金調達がしやすいというメリットもあります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI がん ゴーストサイトメトリー技術 プラットフォーム 単一細胞計測技術 技術 株式会社 治療 研究開発 細胞 診断 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

プラスチックを燃料とした高推力で安心・安価な宇宙機用化学推進機(エンジン)を開発する「Letara」が4.8億円調達
2024年12月12日、Letara株式会社は、総額4億8000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Letaraは、人工衛星などの宇宙機用推進機(エンジン)を開発する、北海道大学永田研究室発…
音声プラットフォーム運営の「Voicy」が27.3億円調達
2022年7月13日、株式会社Voicyは、総額27億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Voicyは、音声プラットフォーム「Voicy」を運営しています。 審査を通過したパーソナ…
コミュニケーションAIロボット「newme」を開発する「avatarin」が37億円調達
2024年7月18日、avatarin株式会社は、総額37億円の資金調達を実施したことを発表しました。 avatarinは、コミュニケーションAIロボット「newme(ニューミー)」やアバター技術に関…
太陽光発電によるVPP事業などを手がける「アイ・グリッド・ソリューションズ」と「鈴与商事」が資本業務提携
2023年8月22日、株式会社アイ・グリッド・ソリューションズは、鈴与商事株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 アイ・グリッドは、子会社である株式会社VPP Japanを通じ、流…
LINEで動くオンラインサロン「fan.salon」を運営する「Miteki」が8,000万円調達
2023年3月31日、株式会社Mitekiは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Mitekiは、LINEで動くスーパーアプリ型のオンラインサロンプラットフォーム「fan.sa…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集