創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年5月12日バーチャルオフィスやオンラインイベントに活用できるバーチャル空間提供の「oVice」が1.5億円調達

2021年5月11日、oVice株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
バーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発・提供しています。
見下ろし型の平面の空間にアイコンをアバターとして参加し、空間を自由に移動してほかの参加者とコミュニケーションをとることができるバーチャル空間を提供しています。
この空間は、バーチャルオフィスや、オンラインイベント、バーチャルキャンパスなど、幅広い場面で活用することができます。
また、バーチャル空間をつなげて“ビル化”し、そこで全社員が勤務できる環境を構築する企業も存在します。
今回の資金は、日本でのさらなる利用獲得・認知度向上に向けた施策や、オフィス出社とテレワークを組み合わせたハイブリッド勤務において快適に利用できる技術の開発や、サードパーティー連携に充当されます。
新型コロナウイルスの流行により、急激にテレワークの導入が進みました。そして、テレワーク環境の課題としてコミュニケーションの問題が挙げられるようになり、コミュニケーションを促進するようなサービスが次々と登場しました。
特にオフィスを再現する試みは多く、「oVice」はそのなかでも注目を集めているサービスです。
オフィスを再現する場合、3DCGやVRを活用したりする場合がありますが、快適なインターネット環境がないと使えない、専用アプリのインストールが必要となるなど、普段使いに課題が生じてしまいます。
「oVice」は、通信の最適化を行って通信量を削減しながらも、オフィスの本質である“流動的”かつ簡便なコミュニケーションを実現しています。
テレワークなど新たな働き方のためにはコミュニケーションツールなどICTツールの導入が必要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における社内システムの構築について詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | oVice アバター イベント オフィス オンライン コミュニケーション テレワーク バーチャル バーチャルオフィス 株式会社 空間 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年8月9日、ストックマーク株式会社は、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ストックマークは、ナレッジシェア推進サービス「Anews」と、世界中のビジネスニュースをもとにAIが…
2022年2月2日、株式会社AIトラベルは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 出張業務効率化SaaS「AI Travel」を提供しています。 予約・精算の手間の削減、出張データの一…
2023年8月14日、株式会社イーダームは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イーダームは、東京大学医科学研究所老化再生生物学分野の西村栄美教授の組織幹細胞技術をもとに、脱毛…
2022年8月1日、株式会社フツパーは、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フツパーは、外観検査自動化AIサービス「メキキバイト」を提供しています。 クライアント企業の環境…
2023年2月28日、Link Therapeutics株式会社は、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Link Therapeuticsは、京都大学大学院医学研究科の塩川…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

