注目のスタートアップ

微生物群を使用した廃棄物処理技術を提供する「komham」が5,000万円調達

company

2021年3月30日、株式会社komhamは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

有機性廃棄物を高速分解/減容する能力を持つkomham菌の研究と、komham菌を活用したバイオマス・リサイクル・システムの提供を行っています。

komham菌を活用したバイオマス・リサイクル・システムは、大掛かりなプラントを必要せず、ドアなしコンクリートのスペースと重機があれば運用することができます。

通常、有機物を堆肥にするまでには数週間から2カ月程度かかりますが、komham菌は1日で投下物の98%以上を減容できることを特徴としています。

有機性廃棄物は、循環資源の原材料として考えられ、堆肥化などを行ってリサイクルすることが推進されています。

堆肥化にあたっては悪臭の問題がありましたが、komham菌は高速な分解を特徴としており、悪臭の問題も克服しています。

SDGs(持続可能な開発目標)は人類として長期的に取り組んでいかなくてはならないことですが、これはビジネスチャンスでもあります。もちろん社会課題を解決しなくてはならないのでハードルは高いのですが、その分資金の援助が受けやすいという面もあります。「冊子版創業手帳」では、様々な起業家のインタビューを掲載しています。先人の思考を知ることは、新たなビジネスの創造・成長にとって役に立つでしょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ komham komham菌 バイオ リサイクル 堆肥 廃棄物処理 微生物 技術 株式会社 研究 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

海外ドラマ・映画の配給会社「コンテンツセブン」に「ジャフコグループ」が資本参加
ジャフコグループ株式会社は、株式会社コンテンツセブンに対し、戦略的パートナーとして資本参加したことを発表しました。 コンテンツセブンは、海外ドラマ・映画コンテンツの仕入から、字幕編集、放送配給、イベン…
eスポーツ企業「CELLORB」が10億円調達
2025年10月15日、株式会社CELLORBは、総額10億円の資金調達を発表しました。 また、この資金調達を経て、CELLORBは株式会社DONUTSの連結子会社から外れ、独立企業となります。 CE…
「クレプシードラ」と「東急」がAR空間音響アプリ「imAR」を共同開発・提供開始
2023年7月25日、クレプシードラ株式会社は、東急株式会社と、AR空間音響アプリ「imAR(イマー)」を共同開発し、提供を開始したことを発表しました。 「imAR」は、クレプシードラの音響技術「Re…
出荷者と流通事業者をつなぐ農業流通特化型SaaS「nimaru」提供の「kikitori」が3,000万円調達
2021年1月14日、株式会社kikitoriは、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 出荷者と流通事業者をつなぐ農業流通特化型SaaS「nimaru」を提供しています。 このサービ…
「welp」が企業の雇用維持を目的とした出向支援サービス「Ainote」を発表
welp株式会社は、「Ainote(アイノテ)」事業を開始することを発表しました。 「Ainote」は、雇用調整と人材調達の両立を”労働者の在籍出向”により実現するサービスです。 このサービスを利用す…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集