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「リアルテックホールディングス」が糖鎖ナノテクノロジーを用いた迅速PCR検査法の開発・受託研究の「スディックスバイオテック」に投資を実施

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2020年12月21日、リアルテックホールディングス株式会社は、株式会社スディックスバイオテックへの投資を実施したことを発表しました。

スディックスバイオテックは、糖鎖ナノテクノロジーを用いた迅速PCR検査法の開発・受託研究を行っています。

2020年12月現在、医療関係者向けに、「A型/B型インフルエンザウイルス+新型コロナウイルス同時検査試薬 SGNP nCoV/Flu PCR検出キット」、「季節性インフルエンザウイルス検査用試薬」、「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査用試薬」を提供しています。

PCR工程を15分で完了することを実現しています。また、今後出現が想定される未知のウイルス疾患の早期診断にも対応可能であることも特徴としています。

PCR検査は簡単にいうと、唾液・鼻腔口腔内にいるウイルスの断片を取り出し、それを倍々に増幅させていき、その増幅の回数から存在するウイルスの量を推定する検査です。増幅の回数が少なくて陽性になればウイルス量が多く、反対に増幅の回数が多くて陽性であればウイルス量が少ないこととなります。

このPCR検査の確度は7割程度で、3割は偽陰性として判断されてしまうため、さらに高い確度で診断できるキットが求められています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ PCR検査 インフルエンザ スディックスバイオテック テクノロジー リアルテックホールディングス 医療 新型コロナウイルス 株式会社 試薬 開発
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