注目のスタートアップ

音声配信プラットフォーム運営の「Radiotalk」が3億円調達

company

2020年10月19日、Radiotalk株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

1タップで始められる音声配信プラットフォーム「Radiotalk」を運営しています。

配信者は1タップで収録を開始でき、収録した音声は速度・声の高さなどをカスタマイズして投稿することができます。

音声メディアは世界的に好調で、書籍を朗読したオーディオブック市場は25%成長、ポッドキャスティング市場は30%増加しています。

国内における音声コンテンツ市場は、総務省の「令和元年版情報通信白書」によると、2017年の市場規模は約7,500億円で、音楽が72%、ラジオが27%、ネットオリジナルは1%(約82億円)とまだまだ小さい市場となっています。

しかし、音声コンテンツは、なにか作業しながら聴取できる、“ながら聴き“ができる点が特徴的で、たとえば、インターネットでラジオ放送を聞けるサービス「radiko」は、2020年2月の月間利用者数は約750万に対し、3月は約900万に増加しています。これは、国内新型コロナウイルスの影響で在宅ワークが増えたことが理由であるとみられています。

また、この「radiko」のユーザーの割合は若年層が多く、今後音声コンテンツの支持層が若年層において広がっていくことが期待されています。

音声コンテンツでは、広告があっても押し付けがましくなく、印象がいいというアンケート結果もあります。まだ大きく注目されていませんが、ビジネスのPRの場としても有効かもしれません。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Radiotalk プラットフォーム 株式会社 資金調達 配信 音声
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

製造業向けの異常検知AIソフトウェアを提供する「アダコテック」が11億円調達
2022年4月27日、株式会社アダコテックは、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アダコテックは、効率的な異常検知を可能とする製造業向けの異常検知AIソフトウェアを提供しています。 …
AIを活用したプロセスインフォマティクスにより製造業の製造プロセス最適化を行う「アイクリスタル」が2.7億円調達
2024年2月16日、アイクリスタル株式会社は、総額2億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アイクリスタルは、AIを活用したプロセスインフォマティクス(PI)により、製造業における…
貸し会議室運営の「マックスパート」が「WEB会議専用会議室」を提供開始
2020年10月29日、株式会社マックスパートは、Web会議に適した会議室「WEB会議専用会議室」のレンタルを2020年10月30日(金)から新しく開始することを発表しました。 マックスパートは、ホテ…
地域ビジネスのための顧客データ収集・連携・活用プラットフォーム「Horai」提供の「scheme verge」が資金調達
2022年5月10日、scheme verge株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社サンケイビルと、三菱UFJキャピタル株式会社が運営するファンド(三菱UFJキャピタル…
AI技術を活用した推し活アプリを運営する「OSHIAI」が7000万円調達
2025年3月13日、OSHIAI株式会社は、7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 OSHIAIは、AI技術を活用した推し活アプリ「OSHIAI」を運営しています。 推しの分身AI「ア…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集