「トラストバンク」と「トヨタファイナンス」が地域活性化に向けたデジタル行政の取り組みにおいて業務提携

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2020年10月5日、株式会社トラストバンクは、トヨタファイナンス株式会社と、業務提携契約を締結したことを発表しました。

トラストバンクは、デジタル地域通貨プラットフォームサービス「chiica(チーカ)」や、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」などを運営しています。

この提携により、今後、両社の強みである全国の自治体ネットワークと先進的な金融サービスを活かし、自治体を中心とする地域の事業者や住民に対する最適なソリューションの提供を目指すようです。

具体的には、トラストバンクは、各自治体に対し「chiica」を提供し、トヨタファイナンスは、各地域の加盟店網やキャッシュレスによる精算スキームにより、自治体の地域通貨導入の活性化と運用管理の効率化を目指します。

首都圏への消費の集中を打開し地方経済の消費を増やすために、デジタル地域通貨は注目されています。また、注目されている要因のひとつとして、飛騨高山の「さるぼぼコイン」の成功が挙げられます。

しかし「さるぼぼコイン」の成功は、当時においてQRコード決済が珍しかったことや、その利便性が要因であると言われています。

今後、地域通貨の成功のためには、利便性だけではなく、その地域通貨独自の価値を追求していくことが肝心となりそうです。

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