注目のスタートアップ

独自開発IoTデバイスを活用したOMOマーケティングなど展開の「アドインテ」が21.25億円調達

company

2020年6月8日、株式会社アドインテは、総額21億2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

独自開発したIoT端末「AIBeacon」を活用したOMOマーケティングや、リテール・メディアDMP事業を展開しています。

OMOマーケティングでは、商業施設やイベント会場などに設置した「AIBeacon」にユーザーが近づくと、ユーザーの行動特性を取得し、プッシュ通知やクーポンなどにより効果的なアプローチをリアル・タイムで実施できるソリューションを提供しています。

小売店のECサイト上やモバイル・アプリなどにブランドの広告を表示するスペースを提供する手法をリテール・メディアと呼びます。

アドインテが展開するリテール・メディア事業は、リアル店舗とECのデータをつなぎ、小売・売り場をメディア化することで、新たな情報収益を小売事業者に提供するものです。

Amazonはリテール・メディア事業によって2018年に年間100億ドルの収益をあげています。

日本では、サイバーエージェント子会社が2019年2月に小売店の販促活動を支援する専門組織「リテールメディア開発室」の立ち上げを発表していたり、すでにアメリカやヨーロッパでリテール・メディアに特化したソリューションをCriteoが、2019年末に日本向けにリテール・メディア対応のソリューション「スポンサードプロダクツ」をリリースしています。

リテール・メディアは、小売、広告主、ユーザー、それぞれにメリットがあるメディアであるため、今後、マーケティングの手法として大きく成長する可能性があります。

プロダクトの販売にはPRが欠かせません。しかし創業期はコストの面から満足できるPRを行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、創業期でも実施できるネットやSNSを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AIBeacon IoT OMO アドインテ デバイス マーケティング 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIを活用した観光分野向け顧客対応プラットフォーム「talkappi」提供の「アクティバリューズ」が1.5億円調達
2021年12月20日、株式会社アクティバリューズは、1億5,620万円の資金調達を実施したことを発表しました。 観光分野向け顧客対応プラットフォーム「talkappi(トーカッピ)」を開発・提供して…
カーボンクレジット創出支援や脱炭素コンサルティングを手がける「バイウィル」が16.2億円調達
2025年7月1日、株式会社バイウィルは、総額16億2000万円の資金調達を発表しました。 バイウィルは、環境価値創出支援事業(カーボンクレジット創出支援)、環境価値売買事業(カーボンクレジット仲介・…
金融工学×AIの「MILIZE」が金融・経済メディア運営の「ZUU」と資本業務提携
2021年4月23日、株式会社MILIZEは、株式会社ZUUと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 MILIZEは、AIを活用した売上予測ツールや、投資判断ツール、トレーディング支援ツールか…
大学生専用匿名相談アプリ「キャンパスボード」がリリース
2019年12月12日、株式会社Samurai Swordは、「キャンパスボード」を2019年12月9日にリリースしたことを発表しました。 「キャンパスボード」は、大学生専用の匿名相談アプリです。 相…
天然ゴムの実を原料としたバイオ燃料の実用化を目指す「Innovare」が資金調達
2025年4月18日、Innovare株式会社は、資金調達を発表しました。 Innovareは、未利用資源である天然ゴムの実を原料とした、バイオディーゼル燃料、高品質グリセリン、バイオマス由来金属石鹸…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集