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EC業務効率化AI提供の「GAUSS」が資金調達

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2020年4月30日、株式会社GAUSSは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、西川コミュニケーションズ株式会社です。

GAUSSは、EC業務を効率化するAIを研究開発・提供しています。

自社で提供するAI開発プラットフォーム「GAUSS Foundation Platform(GFP)」を用い、商品説明の原稿書きを自動生成するAIを共同開発し提供しています。

ECサイトの運営においてもっとも業務負荷が高い「ささげ業務」(ECサイトに商品登録するための撮影・採寸・原稿書き)を効率化するAIです。

今後、「GFP」上に実装する複数のAIアルゴリズムを用い、顧客の購買データから当該顧客のセグメンテーションを推定し、顧客に対して最適なDMやカタログ・商品レコメンド・説明文生成を実現するAIを共同開発する予定です。

スマートフォンの普及によりEC業界の市場規模は増加傾向にあります。また、ECの利用率をみると、PCが30%、スマートフォンが70%というデータが出ています。

つまり商品を売るには、スマートフォンからの購買を想定し、SEO対策や、商品の見せ方を工夫しなくてはなりません。さらに「ささげ業務」の負担が増すことが考えられるため、GAUSSの提供するようなAIは需要が高くなっていくことでしょう。

また、インフルエンサーによる商品紹介などSNSを活用したマーケティングや、コンテンツ・マーケティングも拡大してきています。

このような領域でもAIの活用が進んでいくと考えられます。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ AI EC GAUSS GAUSS Foundation Platform GFP 株式会社 業務効率化 資金調達 開発
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