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スマホ向けバッテリー・スタンド運営の「INFORICH」が10億円調達

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2020年3月16日、株式会社INFORICHは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

スマホ充電器のシェアリング・サービス「ChargeSPOT」を運営しています。

駅などに設置されているバッテリー・スタンドのQRコードをスキャンすることで、スマートフォン向け充電器をレンタルできるサービスです。

専用アプリを利用することで、借りた場所以外のスポットにも返却が可能です。また、専用アプリだけでなく、LINE公式アカウントからもサービスの利用が可能です。

駅・関連施設や、商業施設、飲食店、コンビニエンス・ストア、キャリア・ショップなどで、全国約15,000台以上(2020年3月現在)が稼働しています。

今回の資金は、「ChargeSPOT」の強化や、筐体画面を活用した広告事業(デジタル・サイネージ・アドテック領域)の本格展開に充当されます。

キャッシュレス決済の浸透や、さまざまなアプリ・サービスにより、スマートフォン1台で多くのことが事足りるようになってきました。

しかしスマートフォンのバッテリーが切れてしまうと、とたんに不便になってしまいます。

電池持ちの革命が訪れないかぎり、デジタル・デバイスにとってバッテリーの問題は切っても切れないものです。

必要な時に必要なだけ使えるシェアリング・サービスは、日々の移動が身軽になることがメリットです。

また試しに利用してみることが可能なので、顧客との接点が増える点もメリットでしょう。

「ChargeSPOT」のようなビジネスは、単純に設置箇所が多くなることが利便性につながります。そのための多くの資金調達が必要となります。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、ベンチャー・キャピタルからの出資を受けるための方法など、資金調達に関するノウハウを提供しています。

カテゴリ 有望企業
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