本当に役立つ起業セミナーの見つけ方

創業手帳

キニナル知識が身につく近道はどれ?

(2018/11/14更新)

「起業するために、まず何をしたらよいだろうか。」あるいは、「起業の準備で問題や悩みがある。」そんな皆さんの課題を乗り越える方法のひとつとして「起業セミナー」があります。今回は有意義な「起業セミナー」を見つけて、上手に活用するポイントをご紹介します。

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起業の「知識」を得ることは重要

起業に限った話ではありませんが、何かを始め、成功させようと思うなら知識は非常に大切です。
いえ、本当のところを言うと、知識がなくても起業することはできます。
しかし、起業したら何が起きても自分自身の責任ですから、失敗や事故など、トラブルがあった時に「知識がなかったから」「知りませんでした」では言い訳になりません。
後悔をしないためにも、必要な知識や情報をしっかり得ておくことは必要不可欠です。

知識や情報をどうやって得るかは人それぞれだと思いますが、インターネットで検索するほか、起業をサポートする書籍もさまざまなものが出版されています。また、各地の自治体などが用意している起業支援相談窓口もありますし、セミナーなども行われています。

この記事では、そうした知識・情報を得る機会のひとつとして「起業セミナー」をご紹介していきます。

リアルでの交流も魅力な起業セミナー


どのような情報源にも一長一短はあるものです。例えば、書籍はいつでも空いた時間に読むことができることがメリットです。一方、肝心な知りたいポイントについて記述が十分でなかったとか、読んで疑問があっても著者に聞くことは難しく、解決が難しい部分があります。

その点、セミナーは会場に行く手間はかかりますが、疑問があればその場で質問する機会もあるので、早く解決することができます。

また、セミナー参加者には起業に関心のある方、あるいは具体的に準備をしている方などが集まります。講師の話だけでなく、そうした同じような境遇にいる参加者同士の顔の見える交流が持てることも、セミナーに参加する魅力のひとつと言えます。

セミナーにもさまざまな種類・違い・注意点がある

ひとことで「起業セミナー」と言っても、実はさまざまな種類や違いがあります。以下の要素を参考に、自分の状況や関心に合うものを選んでみてください。

内容

起業セミナーの内容は千差万別です。心構えや、会社経営について一般的なテーマのものから、具体的なテーマに踏み込むものもあります。例えば資金調達の方法、集客やマーケティングのスキルアップ、会計処理や税金に関する話題、人事や労務の基礎知識など、どれも起業に欠かせないテーマです。また、起業後に直面しがちな課題や悩みに対応するためのセミナーも行われています。

登壇者

「講師は誰か?」というのは最も大切なポイントと言っても過言ではありません。
起業して成功した人の話は背中を押してくれるかもしれませんし、失敗談や試行錯誤の話こそが参考になることもあります。
また、地味に思われがちですが、行政や金融機関の担当者の話も実際に起業するにあたって必要になる許認可や法令の理解、あるいは融資を受けるためのポイントなど、実務に参考になる場合があります。

業界

飲食、理美容、不動産、IT、農業など業界によって、必要な知識はもちろん、起業する場合の注意点や業界特有の課題がある場合があります。業界に特化したセミナーがないか、調べてみることもおすすめします。

対象

対象者を絞って行われているセミナーもあります。知りたいことや悩みは人それぞれですが、例えば、学生起業を志す人とシニアで起業を目指す人では、持っている経験や知識、生活背景も違いますし、関心のポイントも大きく違うでしょう。そのほか、社会起業家を目指す方向けのセミナー、女性向けのセミナーなども行われています。

有料か無料か

無料セミナーは自治体や公共団体、ベンチャーキャピタルや金融機関、あるいは創業手帳のような起業支援組織などが主催者となって開催しているものが多数あります。

有料セミナーの場合は、参加者もわざわざお金を払うわけですから、冷やかしなどではない、本気の参加者が集まる可能性が高まります。
一方、中には有料セミナーや、有料コンサルティングなどの集客を目的に「初回だけが無料」というセミナーもみられます。話を聞きに行ったはずなのに「肝心な話は有料コースで」など、宣伝や勧誘ばかりでは意味がありません。

また、参加費が高すぎるセミナーも考えものです。どんなに著名な講師の素晴らしい話を聞いても、起業は「実行」がすべてです。その参加費を払うのか、そのお金を貯金して資本金に充てるかは、しっかり考えるべきところです。

起業セミナーを開催している企業・団体6選

起業セミナーは全国に無数にありますが、今回は首都圏だけでなく各地方でも開催されているものを中心にピックアップしました。

日本政策金融公庫

創業融資などでお世話になることが多い日本政策金融公庫ですが、「創業セミナー」や、起業後の「経営課題解決セミナー」など幅広いテーマでセミナーを開催しています。

各都道府県等の中小企業支援センター

地域の中小企業支援を目的とする組織です。地方自治体によって名称が異なりますが、事業の一環として起業セミナーを行っている場合があります。
東京都を例にとると、「TOKYO起業塾」「女性起業ゼミ」「プチ起業スクエア」のほか、テーマを絞った「ワンポイントセミナー」があります。

東京圏雇用労働相談センター

ベンチャー起業などの労務管理をサポートするために2015年に設置された相談センターで、労使間の紛争を未然に予防するための無料相談がメインの機関ですが、人事や労務管理などをテーマにした無料セミナーを開催しています。国家戦略特別区域法に基づく事業のひとつです。

同様の相談センターは東京のほか、新潟、大阪、福岡、名古屋、仙台、広島に設置されています。

各地の商工会議所

商工会議所法という法律に基づく商工業者の団体です。
東京を例にとると、「東商・創業ゼミナール」「創業塾」「創業フォーラム」などの創業支援のためのセミナー企画を実施しています。

特定非営利活動法人 コミュニティビジネスサポートセンター(CBS)

「市民が主体となって地域の課題を解決する」コミュニティビジネスの育成、支援を行う東京拠点のNPOです。起業を考える方向けのイベントや交流会、セミナーを行っています。また、東京都の「女性・若者・シニア創業サポート事業」と連携した、都内の女性、若者、シニア対象のセミナーが行われています。

なお、コミュニティビジネス育成・支援には各地の自治体、公共団体等も取り組んでいるところがありますので地元の自治体などに問い合わせてください。

創業手帳


創業手帳でも起業支援の取り組みのひとつとして、毎月全国各地で無料のセミナーを開催しています。
創業手帳とは、日本の「創業の成功率を上げる」ことをミッションとし、創業直後の全ての会社に「創業に関するノウハウが詰まった冊子=創業手帳」を無料で送付している会社です。
創業手帳が開催するセミナーは一般的な会社設立方法や事業の進め方に始まり、ITの活用や融資・補助金制度についてなどそれぞれの専門家を招いて実践的な話題を提供しています。また、交流会やワークショップなどもセミナー内で開催しているので、起業家同士のコミュニケーションの場にもなります。

また創業手帳が開催するセミナーは銀行、大手企業、官公庁、団体などからの協賛・後援を受けているため、無料でありながら充実した内容を誇るセミナーを実現しています。

まとめ

起業セミナーは知識やノウハウを得る有力な方法のひとつです。
しかし、中にはセミナーにはよく参加するけれど結局起業しないまま過ごしてしまう方もいるようです。セミナーはあくまでも手段です。起業の目的を見失わないようにしましょう。

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(執筆:創業手帳編集部)

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