【速報】個性豊かな5社が磨き上げたサービスを披露!第118回かわさき起業家オーディションレポ

創業手帳

創業手帳編集部がその模様をお届けします

(2019/03/15更新)

創業・新分野を前提としたビジネスプランコンテストである、第118回「かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」が、3月15日(金)に川崎市産業振興会館で開催されました。
一次・二次審査を通過したスタートアップ5社が集結した本コンテスト。果たして、主催者賞である「かわさき起業家賞」を掴み取ったのはどの企業だったのでしょうか?
創業手帳編集部がその模様を取材しました。

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「かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」とは

「かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」は、川崎発の元気な企業を育てるために、年6回開催しているビジネスプランコンテストです。創業・新分野を前提とした、広いビジネスプラン・ビジネスアイデアを随時募集しています。

優れたビジネスプラン・ビジネスアイデアには、販路拡大、資金調達の支援やベンチャーキャピタリスト、ビジネスパートナーとの出会いの場の提供など、スタートアップのビジネスプランを実現するためのサポートを行ないます。
今回で118回目となった本イベントでは、審査総数24社のうち、一次・二次審査を通過したスタートアップ5社が、頂点を目指してプレゼンテーションを行いました。

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今回の参加企業

ジョイテック株式会社

ジョイテック株式会社 取締役 営業企画部 部長 宇佐美 功雄氏

既存のマーカーを使ってホワイトボードのように使える電子ボード「白板家(はくばんや)」を開発・販売している企業です。

板書したものをリアルタイムに精度良くデジタル化することができることが特長のこの商品。
データ化できることで議事録を作る手間を省くことができ、ペーパーレスツールとしても有効です。

「白板家(はくばんや)」の実物。板書したものがリアルタイムでPCに表示される。

元々は業務用ゲーム機の開発をしていいたという同社。スマホゲームの台頭があり、新たに柱となる事業を作りたいと考え、たどり着いたのが「白板家(はくばんや)」だったそうです。
これからさらに需要が高まると予想している働き方改革・教育型ICT市場を狙っており、すでに会議や研修を頻繁に行う企業や学習塾などで導入されているとのことです。

株式会社カイラボ

株式会社カイラボ 代表 井上 洋市朗氏

働く人々の魅力を伝えるスマホアプリ「Hinome」のリリースを目指している企業です。

「Hinome」は、PR動画を手軽に作成したい企業などを対象にしたサービスで、動画で伝えたい内容によって用意されているフォーマットを使い、目的に適した動画をスマホで簡単に作ることができる、というもの。
動画を撮影する際に時間がかかる企画・台本作成・編集といった作業を短縮できるだけでなく、動画制作会社に依頼した場合の1/10の金額で動画制作が可能なことが特長です。

株式会社アクティベートラボ

株式会社アクティベートラボ 代表 増本 裕司氏

身体障害者に特化した属性情報(呼称:ブイくん)をベースとした検索エンジンのリリースを目指している企業です。
既存サービスの身体障害者に特化したSNS「OpenGate」との連動を図り、同じ悩みを抱える本人・家族同士が出会い、気づき、共感できる場の創出・身体障害者のターゲティング、マーケティングができる市場の創出することを目的としています。

代表である増本氏自身も、2009年に脳出血で倒れ、右半身不随になっています。
退院後に障害について検索しても、情報がまとまっておらず、簡単に情報を得ることができないことに気づいたことが、障害者専用の検索エンジンを作ろうと思ったきっかけだったそうです。

株式会社日本法務システム研究所

株式会社日本法務システム研究所 代表 堀口 圭氏

契約書を中心とした法律文書作成支援システムのリリースを目指している企業。
条項をライブラリ化して検索・引用できるようにし、過去の契約書データを有効活用しつつ、新規案件い効率的に取り組みことができるWEBシステムを構築しています。

社内で誰かが同じような契約をしていても、それを参考にすることができないためにイチから作らないといけない…といった非効率を避けることができそうです。

Mira Robotics株式会社

Mira Robotics株式会社 代表 松井 健氏

ロボ×ヒトによる家事支援サービス「ugo(ユーゴー)」のサービス提供を目指す企業。

家事手伝いロボット「ugo(ユーゴー)」

共働き世帯の家事手伝いニーズが増えていますが、「他人が家に入ることに抵抗を感じる」、「留守中のプライバシー対応がきになる」、「人件費に加えて、鍵の保管費がかかる」といったハードルがあります。
ここに着目したのが「ugo(ユーゴー)」です。ロボットが住み込みでいるので、「人が入らない」、「システムによってプライバシーを守る」、「低価格」という解決策を提案できるサービス、とのことです。

サービス開始後は、洗濯・片付け、見守り、ペットの世話、料理の準備、食器洗い、風呂掃除、家庭教師などなど、ロボットが行う様々な作業を提供していく予定です。

基調講演:株式会社 リアル コスモポリタン CEO 日野 江都子さん

5社のスピーチが終了した後は、株式会社リアル コスモポリタン CEOの日野 江都子さんによる基調講演が行われました。

日野さんは、現在ニューヨークと東京を拠点にして、国際的に活躍するトップエグゼクティブ・ビジネスプロフェッショナル(経営者・執行役員など、企業の上級管理職)を対象に、企業ブランドのトップとパーソナルイメージを含めたブランディングと施策提案などのコンサルティングを行なっています。

今回の基調講演のテーマは、「”パワー・プレゼンス”~世界に通じる人を動かす存在感の極意~」。
「パワープレゼンス」とは「強い存在感」を表す言葉。「会社のメッセージなど、何かを伝えたい方にとっては、パワープレゼンスが重要」と語る日野さんですが、その理由や、パワープレゼンスを作っていくために必要なポイントについて、日野さんは以下のように語っていました。

日野人というものは、目で見たものを信じる生き物です。例えば、能力が全く同じな2人がいたとして、どちらを社長にするか決める場合、最終的には見た目からわかる存在感で決定されてしまいます。そのため、会社が伝えたいメッセージや誰かを説得するためには、「パワープレゼンス」が必要なのです。

では、どうしたら「パワープレゼンス」を身に付けることができるかというと、いくつかポイントがあります。
1つ目は、自分自身を見直すことです。自分がどんな顔をしていて、どんな風な表情を作っているのか、しっかり理解しましょう。

2つ目は、自分自身がどのように振る舞っているか理解することです。自分がどのように振舞っているのか、知っている人は意外と少ないです。仕草などが他人にどう見られているのかを意識しましょう。

3つ目は、プレゼンする相手を深く理解することです。相手がどんな情報を欲していて、何をして欲しいのか、それを知るようにしましょう。

自分の姿、振る舞い、説得する相手を深く知る。面倒かもしれませんが、自分も表現しやすくなるし、相手も自分のことを理解しやすくなるでしょう。

挙げさせていただいたポイントを踏まえて、以下の項目を意識してみましょう。すぐにできることが多いので、ぜひ試してみてください。

  • 挨拶ははっきり・握手はしっかりと
  • 装いはシンプルかつ、クリーン、洗練されて、端正に
  • 無駄な装飾や柄を省く
  • ベーシックカラー、赤、青、黄
  • 話は常に明確に端的に
  • 声のトーンは少し低めで、はっきり。話し方は半呼吸ゆっくり目に
  • 背筋を伸ばし姿勢は良く、大きく見せるように
  • ボディランゲージは大きめに
  • 顔には血色とツヤ、健康で快活に見せる
  • エチケットを踏まえて
  • 余裕のある気持ち
  • 笑顔・表情

いよいよ結果発表!

かわさき起業家を受賞したのは、ジョイテック株式会社と株式会社アクティベートラボの2社でした!
2社の今後に期待です。

第118回「かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」概要

【日 時】 2019年3月15日(金)13:00〜18:10
【場 所】 川崎市産業振興会館 1階ホール(〒212-0013 川崎市幸区堀川町66番地20)
【主 催】 公益財団法人 川崎市産業振興財団

(編集:創業手帳編集部)

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