創業期のセキュリティ対策は入退室管理サービスがお勧め

創業手帳

日立ビルシステムのクラウドサービス「BIVALE入退室管理サービス」

入退室管理は、入退室者の情報を記録したり管理したりできるシステムのことです。
セキュリティは、自社だけではなく取引先企業を守るためにも大切なポイントのひとつです。
情報管理意識が高まる中で、入退室管理システムの導入を検討なさる方が増えてきました。

特定の部屋や建物への入退室を管理することで、セキュリティを強化することができます。
さらに、部外者の侵入を防ぎ機密情報の漏洩リスクを軽減できるのも嬉しいポイントです。
また、システムを導入することで警備員を配置する必要がなくなり、人的コストの削減が可能
そのうえ入退室を管理し記録することで、社員の動きを把握することができるので、労務管理にも流用可能です。
クラウド型の拡張性の高いシステムなら、1つのサービスを利用しその後他のサービスの拡張を行うこともできます

今回は、簡単かつ低料金で入退室管理を導入できる、日立ビルシステムの「BIVALE入退室管理サービス」をご紹介します。

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日立ビルシステムの「BIVALE(ビヴァーレ)」とは

BIVALEは「エネルギー」「セキュリティ」「ビル管理」を統合管理するクラウドサービスです。
サーバレスによる簡単運用で、全ての拠点を統合管理できるだけではなく、日立カスタマーセンターが24時間365日のバックアップを実施
テナントサービスを向上し、ビルの資産価値をあげることができます。

「BIVALE入退室管理サービス」は、BIVALEの中でも入退室管理に特化したサービスで、1つのドアから導入できます。

クラウドサービスとは?

クラウドとは「クラウドコンピューティング」を略した言葉で、インターネットを介して行われる情報処理技術や利用形態、そしてそれによって提供されているサービスのことを指します。
英語の「cloud(雲)」を意味する言葉で、パソコン同士をつないでいるネットワークを雲のような図で描いたことが由来とされています。

クラウドは設備やシステム開発の初期投資が少なく、使用した分だけの従量制課金なのでコストの削減を実現できます
また、コンピューター資源がサービスとして提供されるので導入スピードが速いのも魅力のひとつです。
さらに、多彩なサービスを組み合わせて利用したり、ビジネスの規模の拡大にも素早く対応できる柔軟な拡張性があります。

クラウドサービスを利用しているBIVALE入退室管理サービスは、ビジネスが飛躍的に加速する創業期にピッタリなのです。

24時間365日サポートを受けられる!

BIVALE入退室管理サービスでは、日立カスタマーセンターが24時間365日体制でサポートを実施します。
土日や夜間など、管理者が居ない時間帯のカード紛失によるカード停止や、システム操作法の問い合わせにも対応可能
急なトラブルにも迅速に対応できる体制があるのは嬉しいですね。
日立カスタマーセンターがシステムの状態を遠隔監視しているので、入退室管理機器に異常が発生した場合には、全国に約300ヶ所ある日立ビルシステムの最寄りの事業拠点からエンジニアが緊急出勤します

さらに日立ビルシステムでは、故障の際の一次対応だけではなく、必要に応じた業者の手配も行います。
また、定期点検も実施してくれるので安心です。

コントローラをインターネットに接続するには、ルーターと専用のインターネット回線が必要です。
機器の故障が発生した際には、管理者に連絡をしたうえで現地状況の確認を行い、必要に応じて技術員が出勤します。
遠隔で施錠や解錠制御を実施したり、現地での鍵開けの対応はしていないのでご承知おきください。

既存の社員証やカードが入退室カードになる

入退室管理システムを導入する際には、専用のカードを使用するケースが多くあります。
しかし、BIVALE入退室管理サービスでは、既存のカードや社員証に「Nタグシール」を貼付するだけで入退室カードとして使用することができるようになります

Nタグシールは、Mifare カードリーダーにて認証可能です。
ICカードを新しく作成するよりも安価で、約1/10のコストで作成できるのも魅力のひとつ。
貼付しても気にならないW19×H12mmのコンパクトサイズです。

万が一カードを紛失してしまった場合、予備の「Nタグシール」ですぐに使用することができます
再発行に時間を取られることはありません。
また、社員の入れ替わりがあってもカード情報を抹消するだけで大丈夫です。
Nタグシールの回収が不要なので、カードの返却管理や回収の手間を省けます。

Nタグシールは社員証などにも貼付できます。
ただし、お使いの社員証がICカードタイプの場合には、Nタグシールを貼り付けられないことがありますのでご承知おきください。

クラウド型(サーバーレス)なので、リーズナブルな価格で導入できる

BIVALE入退室管理サービスでは、日立カスタマーセンターが各種データを一括管理します。
そのため、専用ソフトがサーバーが不要で、初期費用を軽減することができます。

初期費用なしの業務委託契約


1ドアから利用することができる「業務委託契約」なら、1ドア月額約2万1千円からの低コストで導入可能です。
コントローラ1台で8ドアに対応しており、コントローラーを追加することで最大160ドアまで対応できます。

オフィスの拡張移転や増床にも柔軟な対応が可能です。

拡張性が高く多彩なニーズに対応可能

入退室管理(オフィス向け)は拡張性が高く、1ドアからの管理だけではなくフロアやビルまで段階的に拡張が可能です。
インターネットを活用することで、各拠点の設定や履歴を集中管理できるのも魅力のひとつ。
さらに各拠点ように複数のカードを持つ必要がないので、移動の際にカードを再発行する手間がかかりません

権限を付与して個別に管理可能

テナントや部門などの専有部分の入退室管理を個別設定でき、各テナントの管理者に管理権限の付与が可能です。
カード管理や履歴管理をテナントや部門で行うことができ、自社や部門の特性に合わた運用を実現。
ビル管理者の運用管理の手間も削減できます

魅力的な拡張機能

BIVALE入退室管理サービスはクラウド型なので、エネルギー・セキュリティ・ビル管理の必要なサービスを導入し、後から他サービスを追加拡張できるのも嬉しいポイントです。

ビル管理向けの拡張機能

手持ちのパソコンから映像をモニタリングすることができる「遠隔映像モニタリングサービス」。
インターネットを通じて、現地に足を運ばなくても映像を見ながら設備の監視・制御が可能です。
パソコン1台で複数拠点の一元管理が可能で、既存の監視カメラを利用することで、台風や地震などの災害発生時でも現地の状況を確認できます。

入退室管理と遠隔映像モニタリングサービスを組み合わせることで、IDカードを社員が紛失してしまった場合でも、ドアの開閉などを遠隔で画像を確認し操作できます
さらに設備の故障時には、発生場所や日時に関連した映像を再生可能なので、万が一の際にも迅速に対応できます。

監視カメラがない場合には、別途導入する必要がありますのでご承知おきください。

省エネサポートサービス


エネルギー使用量の見える化ができる「省エネサポートサービス(省エネ管理)」を導入することで、傾向分析・省エネ促進だけではなく、定期報告書作成支援も利用可能です。
現地に足を運ばなくても、パソコン1台で電力の見える化と分析を行うことができます。
また、テナント自身がパソコンでエネルギー使用量を確認できるだけではなく、エアコンや照明の制御を行い節電対策ができます。

一般的なオフィスビルの電力使用割合を見た際、約48%(※)を占めるのが空調です。
BIVALE(ビヴァーレ)で設備制御を行うことで、空調の節電対策にもなります。

一括停止を複数回設定して、必要な所だけ手動ONにすれば、空調の切り忘れを防げます
温度を手動で変えた時にも、一定時間経過後に自動で設定温度に戻るので節電効果があります。
さらに、エアコンが30分周期で一定時間自動で停止する設定にすれば、使用電力の低減を実現
簡単操作で自動停止時間を切り替えたり、勤務時間や季節に合わせた運用をすることができます。

その上使用中の電力が設定した警戒値に達してしまった場合には、管理用パソコンの画面やメールで管理者へ通知する機能があります。
デマンド制御を行いあらかじめ設定した設備を自動的に停止することで、ピーク時間帯の電力を抑えることができます

※出典: 財団法人 省エネルギーセンター発行「ビル省エネ手帳」 オフィスビルの14時断面の電力需要構成

高度なセキュリティの拡張にも対応


入退室管理システムに、防犯カメラや生体認識装置を組み合わせることで、セキュリティをさらに強化することができます。

高度なセキュリティに対応する拡張機能その1:指静脈認証連携

従来精度(他人受入率)の1/100万に対して、1/1500万の認証精度を実現した高精度の認証によって、セキュリティの向上を図れます
生体認証のために紛失や盗難のリスクを軽減でき、カード再発行の手間も軽減することができます。

ニーズに応じて「指静脈認証のみ」「ICカード or 指静脈認証」「ICカード + 指静脈認証」「ICカードのみ」の4種類の認証方式から選べるのも嬉しいポイントです。

高度なセキュリティに対応する拡張機能その2:防犯カメラシステム連動

防犯カメラシステムとの連携を行うことにより、なりすましや共連れを抑止できます。
また、一部の画質や記録レートをあげて録画できるので、入退室時のみの映像に対して画質や記録レートをあげれば、より有効な映像を長時間録画可能です。

高度なセキュリティに対応する拡張機能その3:機械警備連動

最終退室時に警戒セットを行うことで、夜間不在時の侵入監視をすることができます
既存の機械警備システムと連携が可能なのも魅力のひとつです。

高度なセキュリティに対応する拡張機能その4:エレベーター連動

セキュリティ機器とエレベーターを連動させれば、エレベーターの利用制限をすることができます
カードをかざさないとエレベーターを利用できないので、部外者のエレベーターの使用を制限できます。

創業期のセキュリティ対策なら「BIVALE入退室管理サービス」

BIVALE入退室管理サービスはクラウドなので、初期費用が掛からず導入がスムーズです。
1ドア月額約2万1千円からの低コストで導入が可能なので、創業期の厳しい財務状況に負担がかかりません

BIVALE入退室管理サービスを導入する際には、追加のICカードが要らないNタグシール方式なので、シールを既存の社員証に貼るだけ
そのうえ社員が退職した際には、カード情報を抹消するだけで使えなくなるので返却の必要がありません
さらに、入退室の記録を勤怠に流用することで、正確な労務管理が可能になるのも嬉しいポイントです。
また、日立カスタマーセンターが24時間365日体制でサポート、日立ビルシステムがメンテナンスを担当し故障時の一次対応をしてくれるので安心してお任せできます。
拡張性が高いので、オフィスの拡張やニーズの変化に応じて多彩な拡張サービスを利用できるので、ビジネスが成長していく創業期にピッタリです。

セキュリティ対策は、自社の財産や信用を護る大切なポイントです。
オフィスのセキュリティに不安をお持ちの方や、これからオフィスを構える方はぜひ、日立ビルシステムのBIVALE入退室管理サービスにご注目ください。

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(編集:創業手帳編集部)

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