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着物レンタル事業や宿泊管理事業など観光・インバウンド領域で多方面に事業を展開する「羅針盤」が2.8億円調達

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2024年7月25日、株式会社羅針盤は、総額約2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社ミダスキャピタルが運営するファンドや、株式会社オリエンタルランド・イノベーションズなどです。

羅針盤は、宿泊業のサポート、オプショナルツアーの企画運営、着物レンタルブランド「wargo」、観光に関するコンサルティングサービス、ガイドコミュニティ、メディア運営など、観光・インバウンド領域で多様なサービスを展開しています。

各事業でサービス拡充に取り組んでいます。具体的には、宿泊管理事業では民泊とマンスリーのハイブリッド運用の開始、トラベル事業では築地での寿司握り体験施設の開業、着物レンタル事業では京都駅前京都タワーサンド店の増床などを行っています。

今回の資金は、サービス拡充のための設備・ソフトウェア投資、採用、M&Aなどに充当します。


日本の観光業は、インバウンド需要の拡大により、成長市場として大きな期待が寄せられています。

2019年には過去最高となる訪日観光客数(3,188万人)を記録しました。そして現在はコロナ禍を乗り越えて経済が回復に向かう中で、さらなる成長が見込まれています。

このような状況下で羅針盤は、観光・インバウンドの領域で多様なサービスを展開しています。

たとえば、着物レンタルブランド「wargo」は、東京・京都・大阪・金沢・埼玉で計7店舗(2024年7月現在)を展開しており、今回の資金調達によりさらなる店舗拡大を予定しています。

事業の成長には、戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との連携などが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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