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2024年7月1日最新デバイスのサブスクリプションサービスを手がける「Reboot」が1.2億円調達

2024年6月28日、Reboot株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Rebootは、スマートフォンを中心としたデジタルデバイスのサブスクリプションサービス「リブート」を運営しています。
デジタルデバイス所有に伴う初期負担軽減、損害保険加入、修理・整備、リユース・リサイクルを利用者に代わって行うことで、利用者がデバイスの利用だけにフォーカスできる仕組みを提供しています。
今後、商品ラインナップの拡大や、さらなる機能開発を行っていきます。
具体的には、パートナー企業との協業、法人向けサービスのローンチ、ポイントプログラムの導入、契約後にユーザーのデバイスとして購入できるRent to Own機能の実装などを予定しています。
総務省「令和5年版情報通信白書」によれば、2022年においてスマートフォンの世帯保有率は90.1%と非常に高い割合にあります。
スマートフォンとインターネットが普及し、さまざまなデジタルサービスが提供されるようになっている社会においては、デジタルデバイスはなくてはならない必需品と言っても過言ではありません。
こうした中で、消費者の消費行動は、所有から利用へと移り変わっています。
また、この所有ではなく利用するという消費行動は、資源の回収や再利用によって環境負荷を低減させる循環型経済のベースでもあります。
一方で、スマートフォンを中心としたデジタルデバイスは、現状では所有型の消費が一般的です。
こうした環境により、新たなデバイスへと買い換えた場合、古いデバイスはそのまま各家庭に死蔵されたままになるというケースがあります。
使用済みデバイスはリサイクルやリユースが望まれているため、利用者が面倒と感じている部分を取り除き、リサイクル・リユースを促す仕組みを構築する必要があります。
Rebootは、デジタルデバイスのサブスクリプションサービスにより、デバイスのリサイクル・リユースを促進しながら、最新デバイスを気軽に利用できる環境を提供しています。
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