創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年3月25日令和6年度「米穀周年供給・需要拡大支援事業のうち周年供給・需要拡大支援」補助金

2024年3月21日、農林水産省は、令和6年度「米穀周年供給・需要拡大支援事業のうち周年供給・需要拡大支援」の公募について発表しました。
産地の自主的な取組により需要に応じた生産・販売が行われる環境を整備するため、主食用米を長期計画的に販売する取組、海外向け・業務用向け等への販売促進等の取組又は非主食用への販売の取組を行うために必要な経費について、事業実施主体に補助する事業を支援します。
対象経費
| 項目 | 取組内容 | 補助対象経費 | 助成単価・補助率 |
|---|---|---|---|
| 周年安定供給のための長期計画的な販売の取組 | 主食用として作付・収穫された米穀を、生産年の翌年の11月から翌々年の3月まで長期計画的に販売する取組 | 金利倉敷料、集約経費 | 定額(1/2相当) |
| 海外向けの販売促進等の取組 | 主食用米を海外に仕向ける際の商品開発、販売促進等の取組 | 旅費、謝金、賃金、使用料及び賃借料、役務費、通信運搬費、印刷製本費、広告宣伝費、消耗品費、委託費、輸送費 | 1/2以内 |
| 業務用向け等の販売促進等の取組 | 主食用米の外食・中食・給食向け等の販売を拡大するための商品開発、販売促進等の取組 | 旅費、謝金、賃金、使用料及び賃借料、役務費、通信運搬費、印刷製本費、広告宣伝費、消耗品費、委託費、輸送費 | 1/2以内 |
| 非主食用への販売の取組 | 主食用米を、飼料用、加工用などの非主食用へ販売する取組 | 金利倉敷料、バラ化経費、運送経費、集約経費 | 定額(1/2相当) |
公募期間
2024年3月21日(木)~2024年4月22日(月)
コメは日本の主食として重要な存在であり、安定的な供給が実現できるような体制を構築し、またそれを維持したり、情勢の変化に応じて最適な形へと作り変えたりすることも重要です。
こうしたなか、主食用米の需要は年々減少が続いています。今後も1人あたりの消費量や人口減少などの影響により毎年約10トン程度減少すると見込まれています。
そのため産地では需要に応じた生産・販売や計画の立案、あるいは海外・業務用など新規開拓、非主食用への販売といった取り組みを進めることが必要となっています。
「米穀周年供給・需要拡大支援事業のうち周年供給・需要拡大支援」は、こうした取り組みを支援する補助金です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、ブルーベリーファームおかざきとコラボし、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。
さらに、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | コメ 令和6年度 助成金 周年供給・需要拡大支援 米 米穀周年供給・需要拡大支援事業 補助金 農林水産省 農業 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年2月20日、デリカフーズホールディングス株式会社は、株式会社ベジテックとの業務提携、および、エア・ウォーター株式会社を割当予定先とする第三者割当による新株式の発行を決議したことを発表しました…
「中小企業省力化投資補助金」の案内チラシが更新されました。 補助金の内容についてわかりやすくまとめられています。 「中小企業省力化投資補助金」は、IoTやロボットなどの付加価値額向上や生産性向上に効果…
令和5年度「中小企業子ども・子育て支援環境整備助成事業(くるみん助成金)」の申請受付が開始されました。 この助成金は、くるみん認定・くるみんプラス認定・プラチナくるみん認定・プラチナくるみんプラス認定…
株式会社メサイアは、「AIBC学生起業支援助成金制度」を2025年3月1日から開始しました。 この制度は、企業を目指す高校生・大学生を対象に、ビジネススキルを学び、実践的な起業準備を進めるための支援を…
2020年10月14日、株式会社農業総合研究所は、総額5億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、JR東日本と福岡ソノリクとの間で、資本業務提携契約を締結したことも発表しました。…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

