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2024年3月21日新卒ダイレクトリクルーティングサービスを提供する「ABABA」が資金調達
2024年3月21日、株式会社ABABAは、資金調達を実施したことを発表しました。
2023年3月に発表した資金調達と合計し、これまでの総調達額は約5.7億円となります。
ABABAは、新卒ダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」を提供しています。
最終面接で不採用となった就活生のみが登録する新卒対象のスカウト型サービスです。
不採用通知メールにおいて「ABABA」での登録を促すことで最終面接に残った新卒のみのスクリーニングを実現します。そして、従来の「お祈りメール」を今後の就職活動を応援する「お祈りエール」というポジティブな採用通知にすることで企業イメージ向上も実現します。
一定のスクリーニングが済んでいる就活生であるため、エントリーシートの提出や1次面接の削減が可能であるため、採用の効率化を実現できます。
リリースから3年で、1,100社・45,000名の就活生が利用するサービスに成長しています。
新卒の就職活動は将来の人生に大きな影響を与える可能性があり、かつ一生に一度しかないことから、非常に重要なイベントです。
この就職活動は、短い期間に自分の将来を決定しなければならないというプレッシャーや、失敗すると修正の余地がないという極度のストレスがかかるという課題を抱えています。
なかでも不採用通知はネガティブな連絡であり、候補者に強い精神的な負担をかけます。とくに最終面接まで行ったのに落ちてしまった場合、そのショックは計り知れません。
そしてこの通知は「お祈りメール」というテンプレートの文章で送られてくることがほとんどであるため、ショックを受ける、あるいはその企業の印象が低下するという応募者も数多く存在しています。
一方で、企業としては同時期に多数の候補者の対応を行っているため、不採用通知の効率化の観点からいえば「お祈りメール」は避けることができないプロセスです。しかしイメージ低下のことを考えると、候補者によりよい対応をしたいと考えている企業も存在しています。
ABABAが手がける新卒ダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」は、こうした課題を解決することを目指しています。
最終面接に進んだということはその学生の優秀さを示す証拠です。そのため、彼らの情報を他の企業と共有することで採用プロセスを効率化することができると考えられます。
一方で、面接を実施した企業にとっては、その情報を他社に共有するというインセンティブが不足していました。
しかし「ABABA」は、不採用通知を単なる「お祈りメール」ではなく、他の企業に優秀な学生であることを推薦する「お祈りエール」に変えることで、企業イメージの向上というインセンティブを与えます。
企業・候補者双方にメリットをもたらすダイレクトリクルーティングサービスとして急速に成長しており、今後のさらなる成長も期待されます。
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