【東京都】「展示会国際化支援助成」

subsidy

公益財団法人東京観光財団は「展示会国際化支援助成」について発表しました。

財団が東京都内で開催される展示会への海外からの参加者を増やすための取り組みに係る経費の一部を助成します。

助成額

助成率:展示会1件あたりの助成対象経費の2分の1以内
助成限度額:展示会1件あたり400万円

助成対象者

対象とする展示会主催者は、下記①から③の要件をすべて満たすものとする。

①原則として、令和5年5月1日から令和7年3月31日までに東京都内での展示会の開催を予定していること。
②展示会を都内で開催した実績がある、または展示会業界団体に加盟していること。
③以下のいずれにも該当しないこと。
 (ア)政治活動、宗教活動、選挙活動を事業目的とする団体
 (イ)申請時から起算して過去5年間の重大な法令違反等の事実がある
 (ウ)都税の未納がある
 (エ)同一の内容で、国・都道府県・区市町村・東京都の政策連携団体・事業協力団体等から補助を受けている、受ける予定がある
 (オ)暴力団(東京都暴力団排除条例(平成23年東京都条例第54号。以下「暴排条例」という。)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)
 (カ)法人その他の団体の代表者、役員または使用人その他の従業者若しくは構成員に暴力団員等(暴力団並びに暴排条例第2条第3号に規定する暴力団員及び同条第4号に規定する暴力団関係者をいう。)に該当する者があるもの

対象展示会

対象とする展示会は、下記①から⑦の要件をすべて満たすものとする。

①東京都内で開催される展示会であり、以下のいずれにも該当しないこと。
 (ア)会議等に付随する展示会
 (イ)開催による成果の還元先が特定の個人・団体に限られるもの(特定企業(またはその製品等)のPRが主目的となるプライベートショー等)
②国際化促進計画を有する展示会であること。
③UFI認証またはJECC認証を受けている、または主催者が海外出展者数及び海外来場者数をインターネットなどにより広く情報公開している(または情報公開する予定がある)展示会であること。
④国または地方自治体が主催するものでないこと。
⑤政治または宗教活動を目的とするものでないこと。
⑥公序良俗に反するものではないこと。
⑦展示会の主な目的が営利目的(販売活動の実施等)でないこと。

受付期間

2023年4月4日(火)~2024年1月31日(水)


近年は、観光業におけるインバウンド需要の高まりにより、日本の観光以外の分野にも目を向ける外国人が増加しています。つまり、観光以外の分野でもインバウンドを拡大するチャンスです。

さらに日本は少子化に伴う人口減少により国内市場の縮小が見込まれています。したがって、持続的に事業を成長させていくには、成長する海外市場を開拓することが重要なのです。

展示会は、中小企業・小規模事業者が販路開拓・拡大を行う場所として非常に重要な存在です。

もし展示会の国際化を実現できれば、展示会をインバウンド拡大の場として利用することができるようになります。

「展示会国際化支援助成」は、こうした展示会の海外からの参加者を増やすための取り組みを支援するものです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ グローバル化 助成金 国際化 展示会 展示会国際化支援助成 東京都 補助金
詳細はこちら

展示会国際化支援助成

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【2023年2/2~3開催】「ヒットをねらえ!地域のおすすめセレクション2023~ソーシャルグッドな逸品が集う展示会~」
独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催する「ヒットをねらえ!地域のおすすめセレクション2023~ソーシャルグッドな逸品が集う展示会~」が、2023年2月2日(木)~3日(金)に開催されます。 「ヒット…
「森林・山村地域振興対策のうち国民参加の植樹等の推進」補助金
林野庁は「森林・山村地域振興対策のうち国民参加の植樹等の推進」の公募について発表しました。 国民各層の幅広い参画による植樹等の森林づくりについて、全国規模の緑化運動に関する以下の事業を支援します。 全…
【東京都】「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業」補助金
東京都中小企業団体中央会は、令和6年度「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業」の第1回募集について発表しました。 都内産業の活性化に向け、受注型中小企業(下請企業)の技術・経営基盤の強化を図るため、中…
「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」補助金
国土交通省観光庁は「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」の申請受付を開始しました。 本補助金は、本格的な再開が見込まれるインバウンドの地方誘客や観光消費の拡大を促進する…
「野菜種子安定供給対策事業」補助金
農林水産省は、令和6年度「野菜種子安定供給対策事業」に係る公募について発表しました。 厳しい環境の中、世界各地に分散した生産によりリスク回避できる生産・供給構造をより盤石にし、野菜種子の安定供給に資す…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集