注目のスタートアップ

Web3・デジタル資産メディア「CoinDesk JAPAN」を運営する「N.Avenue」が資金調達

company

2023年7月3日、N.Avenue株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

N.Avenueは、世界最大のWeb3・デジタル資産メディアを運営する米・CoinDesk社との独占的なパートナーシップによるWeb3領域のニュースメディア「CoinDesk JAPAN」の運営や、国内最大級のWeb3カンファレンス「btokyo」の開催、法人向け有料コミュニティサービス「btokyo club」の運営などを手がけています。

「CoinDesk JAPAN」は、Web3・デジタル資産メディア「CoinDesk」の公式日本版であり、世界の「CoinDesk」の翻訳記事の掲載、国内外の情報の掲載を行っています。


現在のインターネットは、巨大IT企業がさまざまな利権を独占するという構造になっています。また、サービスの運営会社の一存でユーザーの権利がコントロールされてしまうといった問題も抱えています。

Web3は、暗号資産の基盤として利用されているブロックチェーン技術を利用した次世代のインターネットやその関連サービスのことです。ブロックチェーンは、P2P通信、非中央集権性、高い改竄耐性などの特徴を持ちます。Web3はこれらの特性を活用し、既存のインターネットの課題を解決することを目指しています。

たとえば、ブロックチェーンを使用したNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)は、デジタルデータの扱いや流通を変革するものとして期待されています。NFTは真正性や所有権を確認するための証明書を記録したデジタルデータであり、デジタルデータにもモノとしての価値を付与することで、プラットフォームに頼らないデジタルデータの販売や流通を可能にします。

Web3は新しい技術・概念であり、現在さまざまなプレイヤーが参入している領域でもあります。また、複雑で捉えにくい技術もあることから、そうした部分を悪用し、詐欺まがいのプロジェクトを展開する者も多くなっています。

こうしたなかで重要となってくるのが、Web3領域で信頼できる情報を提供する存在です。「CoinDesk」は、「正確性」「信頼性」「中⽴性」という編集方針を掲げ、Web3領域でさまざまな情報を提供しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ btokyo CoinDesk CoinDesk JAPAN N.Avenue Web3 デジタル ニュース パートナーシップ ブロックチェーン メディア 掲載 暗号資産 株式会社 翻訳 記事 資産 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

遺伝子治療用ウイルスベクターの設計・開発・分析サービスなどを展開する「シンプロジェン」が5.4億円調達
2022年12月9日、株式会社シンプロジェンは、総額約5億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シンプロジェンは、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科発のバイオベンチャーです。…
決裁者マッチングプラットフォーム「チラCEO」を運営する「オンリーストーリー」が9.55億円調達
2022年8月10日、株式会社オンリーストーリーは、総額約9億5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンリーストーリーは、決裁者マッチングプラットフォーム「チラCEO」を運営していま…
「マネーコミュニケーションズ」が給与前払いサービス「プリポケ」において「立替払い型」プランの取扱いを開始
2020年12月21日、株式会社マネーコミュニケーションズは、給与前払いサービス「プリポケ」において、「立替払い型」プランの取扱いを開始することを発表しました。 「プリポケ」は、特定の給料日を待たずに…
宇宙ベンチャーの「Space BD」が3.8億円調達
2019年10月21日、Space BD株式会社は、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 宇宙ベンチャーとして、商業的なアプローチにより宇宙産業の発展への貢献を目指しています…
自然言語AI搭載アド・ネットワーク「CANDY」運営の「スリーアイズ」が資金調達
2020年1月17日、株式会社スリーアイズは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ディノス・セシールです。 自然言語AIを搭載するアド・ネットワーク「CANDY」を開発・運営して…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集