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「アクト」が訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開する「WAmazing」に出資

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株式会社アクトは、WAmazing株式会社に出資したことを発表しました。

WAmazingは、訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開しています。

Web・アプリ・WeChatにおいて、日本観光における宿泊・観光体験・買い物・交通・飲食の一元的な予約手配サービス(OTA事業)や、地域観光DX事業、訪日マーケティングパートナー事業を展開しています。

OTA事業では、国際線定期便就航がある日本国内の空港において無料で利用できるSIMの配布端末を設置し、アプリから集客を行い、予約などのサービスの利用につなげています。

アクトは、サイバーセキュリティ事業や、システム開発・導入支援事業を手がけています。

今回の提携により、アクトはセキュリティ事業の知見をWAmazingに提供し、よりセキュアな環境でのWAmazingのプラットフォームの展開を支援します。


日本は観光立国として成長するため、訪日観光客の誘致に取り組んできました。

2019年には、訪日観光客数は過去最多の3,188万人を記録し、今後のさらなる成長も期待されていました。

しかし新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、観光業はその需要の大半を失うという深刻な影響を受けました。

コロナ禍が落ち着き、2022年10月に個人旅行が解禁され、それ以降訪日観光客は増加を続け、2023年4月の訪⽇観光客数は2019年同月比66.6%の約195万人と、6割以上の水準に回復してきています。

コロナ以後の観光業では、失った観光客を取り戻すため、新たな観光コンテンツの造成や情報発信の取り組みが重要となっています。

WAmazingは、訪日観光における5大消費(宿泊・観光体験・買い物・交通・飲食)の一元的な旅行予約手配サービスの提供により、観光事業者の情報発信・集客を支援しています。

また、観光業ではその市場拡大に伴い、サイバー攻撃のリスクが高まることが予測されます。今回のアクトとの提携により、WAmazingはセキュリティを強化し、より安心安全なプラットフォームサービスの提供を行っていくとしています。

デジタル化が進む社会ではセキュリティ対策はもっとも重要な要素のひとつといえます。創業期においても適切なセキュリティ対策を行うことは重要です。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。

また、こうしたセキュリティ対策など、企業の成長のための体制構築を行うには、資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、さまざまな資金調達ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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