注目のスタートアップ

AI店舗支援SaaS「口コミコム」・インバウンド総合メディア「訪日ラボ」を提供・運営する「mov」が資金調達

company

2023年3月15日、株式会社movは、資金調達を実施したことを発表しました。

movは、AI店舗支援SaaS「口コミコム」や、インバウンド総合メディア「訪日ラボ」を提供・運営しています。

「口コミコム」は、Googleマップなどの地図アプリや口コミサイトの店舗情報の整理・管理・一括更新を可能にし、口コミ分析やクーポン配信機能により、店舗のデジタルマーケティングを支援するサービスです。

また、口コミサイトの運営・ノウハウを学べる店舗事業者限定の無料オンラインスクール「口コミアカデミー」も提供しています。

今回の資金は、「口コミコム」の導入拡大のための人材採用、「口コミコム」に蓄積されたデータを活用した新たなAIサービスの開発、マーケティングに充当します。


Googleビジネスプロフィールは、Google検索・Googleマップなど、Googleが運営するサービスにビジネスプロフィールを載せられるサービスです。

これに登録することで、たとえばユーザーがGoogleマップでラーメン屋などと検索した場合、検索した地点から近い場所にあるラーメン屋が地図上に表示されます。また、Google検索で検索した際にも、その店舗の地図が表示されます。

さらに事前に店舗の営業時間・写真・お知らせなどの情報を登録しておけば、これらを表示させることも可能です。

とくに飲食店などのローカルビジネスの場合は、その商圏の顧客が必要とするときに的確に情報を発信できるかどうかが重要であるため、Googleビジネスプロフィールは集客において重要なツールとなってきています。

また、多くの店舗はGoogleビジネスプロフィール以外にも、TwitterなどのSNSアカウントや、口コミサイトのアカウント、自社HPなども保有していることでしょう。

こうした複数アカウントの運用は顧客との接点を増やすことに役立ちますが、更新・管理の手間が増えるという課題も生じます。

この課題を解決する方法としては、もっともユーザーに閲覧されているアカウントのみの更新に注力するという方法や、更新が簡単なSNSのみ更新するといったことが考えられます。

一方で、Googleビジネスプロフィール・ホームページ・SNS・口コミサイトそれぞれで異なる店舗情報が発信されているとユーザーを混乱させるもととなります。

さらに臨時休業などの情報を的確に伝えられなかった場合、顧客の信頼を失ってしまう可能性もあるでしょう。

こうした課題を解決するため、店舗アカウントを一括管理できるサービスを導入することが重要となっています。

また、さらに口コミサイトなどの効果を最大化したい場合は、口コミの分析やクーポンの配信といった機能を活用することも重要です。

現代においてインターネットを活用したPRは必須ともいえます。しかし創業期はコストや知識の面から満足できるPRを行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、ネット初心者のためのネットPR方法など、ネットPRノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI GBP GMB Googleビジネスプロフィール Googleマイビジネス Googleマップ mov PR SaaS インバウンド オフライン クーポン サイト デジタルマーケティング マーケティング メディア 一括管理 分析 口コミ 口コミコム 地図アプリ 実店舗 店舗 情報 支援 整理 株式会社 管理 訪日ラボ 資金調達 集客 集客支援
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

360度VRコンテンツを簡単に制作・編集できるクラウドソフトウェア提供の「スペースリー」が4億円調達
2022年9月6日、株式会社スペースリーは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スペースリーは、360度VRコンテンツを簡単に制作・編集できるクラウドソフトウェア「スペースリー」を開発…
複業で先生をしたい人と学校をつなぐ「複業先生」運営の「LX DESIGN」が資金調達
2021年12月1日、株式会社LX DESIGNは、資金調達を実施したことを発表しました。 複業で先生をしたい人と学校をつなぐ「複業先生」を運営しています。 学校や教育施設が、教育に関わりたい多様な民…
PoliTech(政策テック)の「issues」が2,350万円調達
2019年12月2日、株式会社issuesは、総額2,350万円の資金調達を実施したことを発表しました。 くらしの悩みをみんなで解決するWebサービス「issues -くらしの悩みをみんなで解決-」を…
メキシコを中心とした国々の青果類を取り扱う「カサナチュラル」が「綿半トレーディング」と資本業務提携契約
2023年1月27日、綿半トレーディング株式会社は、株式会社カサナチュラルの発行済普通株式200株(議決権比率20.0%)を取得するとともに、両社で資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 カサ…
不動産のAI査定サービス「HowMa」運営の「コラビット」が資金調達
2021年8月17日、株式会社コラビットは、資金調達を実施したことを発表しました。 不動産のAI査定サービス「HowMa」を提供しています。 物件情報を入力することで、オンライン上で簡単に自宅の価格や…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集