注目のスタートアップ

トレーニングプログラムを楽しむことができる鏡型デバイス「MIRROR FIT.」を提供する「ミラーフィット」が資金調達

company

2023年2月2日、ミラーフィット株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

ミラーフィットは、自宅でのトレーニングをサポートする鏡(姿見)型のスマートデバイス「MIRROR FIT.」を提供しています。

専用のスマートミラー(鏡型デバイス)と専用アプリにより、自宅でプロが監修した本格的なトレーニングプログラムを楽しむことができるデバイス/サービスです。

2023年2月現在、15種類以上のカテゴリのトレーニング、400種類以上のトレーニングコンテンツを受講できます。

さらにミラーフィットが提供するプログラムの利用以外にも、Androidアプリのインストールや、大きな画面での動画コンテンツの視聴など、大型のスマートデバイスとして利用することができます。

今回の資金は、スマート体組成計やモバイルアプリの開発、パーソナルトレーニング機能の開発、法人顧客の要望に応えるための営業強化、サポート体制・開発体制の強化に充当します。


コロナ禍では以前のように気軽に外に出られなくなってしまいました。

自宅に籠もりきりになってしまう人びとの間では運動のニーズが高まりましたが、ジムやフィットネスクラブは密の空間であることから利用することができず、自宅でできるフィットネスサービスが求められました。

こうした背景から市場が拡大しているのがオンラインフィットネスサービスです。入会・大会のハードルが低く、またサービスの利用の時間も制限されないというメリットもあり、今後のさらなる成長も見込まれています。

一方、オンラインフィットネスサービスのクオリティはオフラインでのフィットネスには及びません。

マンツーマンでインストラクターが指導してくれるサービスも存在しており、オフラインのフィットネスサービスより安価に利用できますが、スマートフォンやタブレットなどの小さな画面ではよく見えず、もどかしい気持ちを抱くことも少なくないでしょう。

また、スマートフォンやタブレットを床に置いてレッスンを受ける場合、目線が下がってしまいます。こうした環境では姿勢が悪くなり、フィットネスやトレーニングのパフォーマンスが悪くなります。

つまり、オンラインフィットネスの効果を最大化させるには、正しい姿勢を促すような専用のデバイスが必要となるのです。

「MIRROR FIT.」はこうしたオンラインフィットネスの課題を解決するスマートデバイスです。トレーニングの映像を見ながら自分の全身を確認できることが大きな特徴です。

さらに他のトレーニングマシンとは違い、使わない時には鏡として利用でき場所を取らないことがメリットです。

心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけではなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、ストレス・チェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ サポート デバイス トレーニング フィットネス ヘルスケア 健康 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

フェロトーシスのメカニズムを活用した次世代がん治療薬などを開発する「FerroptoCure」が4.6億円調達
2025年9月19日、株式会社FerroptoCureは、総額4億6000万円の資金調達を発表しました。 FerroptoCureは、酸化ストレスによって引き起こされるフェロトーシスのメカニズムを活用…
VTuberのプロデュースを行うIP事業やバーチャル学園都市「MEキャンパス」の運営などを手がける「Brave group」が19.9億円調達
2023年8月23日、株式会社Brave groupは、総額19億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Brave groupは、Virtual esportsプロジェクト「ぶいすぽ…
ECプラットフォーム「ecforce」を提供する「SUPER STUDIO」が14億円調達 オフライン市場進出に向けて始動
2023年10月17日、株式会社SUPER STUDIOは、総額約14億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SUPER STUDIOは、ECプラットフォーム「ecforce(イーシーフォース)…
お魚サブスク「Fishlle!」展開の「ベンナーズ」が3,200万円調達
2022年1月17日、株式会社ベンナーズは、総額3,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 お魚のサブスクリプションサービス「Fishlle!(フィッシュル)」を運営しています。 魚のフー…
Webサポート事業の「ヘリックス・クリエイティブ」が資金調達
2020年11月9日、ヘリックス・クリエイティブ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、トータル・プロデュース事業を展開するLiNK-UP株式会社です。 ヘリックス・クリエイテ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集