不動産の社会的インパクトを定量化して可視化するサービス「EaSyGo REAL IMPACTs」が提供開始

tool

2022年10月18日、株式会社GOYOHは、「EaSyGo REAL IMPACTs」の提供を開始したことを発表しました。

「EaSyGo REAL IMPACTs」は、不動産の社会的インパクトを定量化して可視化するサービスです。

不動産から派生するあらゆるステークホルダーや社会に与える多様なインパクト(環境的・社会的・経済的など)を算出してかけ合わせ、実質的なインパクトを定量化し、不動産へのESG・インパクト投資・融資の評価・改善を支援するツールです。

世界中の機関投資家が保有するさまざまな不動産を定量化された同一の基準で比較できること、既存のEaSyGoサービスにアドオンとして追加でき、EaSyGoサービスの機能と連携した改善アクション実行可能であること、EaSyGoサービスの他機能との連携により、インパクトとリスク・リターンとの相関性解析が可能であることなどを特徴としています。

GOYOHは、不動産の脱炭素とESG価値創出を実現するプラットフォーム「EaSyGo」を提供しています。

世界の平均気温は長期的に上昇傾向にあります。このまま地球温暖化が進むと、今世紀末には地球の平均気温が最大で約4.8℃も上昇するという予測があります。

地球温暖化を食い止めるため、企業においても環境に配慮した取り組みが推進されています。

さらに、こうした世界・企業の流れを促進するため、投資の領域では環境・社会・ガバナンス要素を考慮して投資先を決定するESG投資がトレンドとなっています。

不動産投資においてもESG投資の考え方が急拡大しており、不動産デベロッパー、不動産仲介会社、不動産ファンドなど、不動産投資に関連するすべての企業・団体は、ESG投資の判断材料となる情報を積極的に開示することが求められているほか、ESGに配慮した不動産開発・運用などを行っていく必要があります。

一方、ESGは主に非財務情報であり、書式や評価基準などの統一的なルールやフレームワークはまだ定まっていません。

GOYOHはこの状況の中、世界中のどのような不動産であっても、同一の基準で社会的インパクトを可視化・定量化できるインパクト解析ツール「EaSyGo REAL IMPACTs」を提供し、グローバル展開を目指しています。

ESG投資などの登場など、以前の資金調達状況とは大きな変化が訪れています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 便利なサービス
関連タグ EaSyGo EaSyGo REAL IMPACTs ESG GOYOH SDGs 不動産 不動産テック 可視化 定量化 株式会社 社会的インパクト 脱炭素
詳細はこちら

不動産の社会インパクトを解析し改善するサービス「EaSyGo REAL IMPACTs」を開始

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

次世代型超音波ガイド下集束超音波(HIFU)治療装置を開発する「ソニア・セラピューティクス」が23.5億円調達
2022年11月30日、ソニア・セラピューティクス株式会社は、総額23億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ソニア・セラピューティクスは、音響工学(超音波)技術を用いた次世代型超音…
現場の情報共有プラットフォーム「SynQ」提供の「クアンド」が1.2億円調達
2021年8月2日、株式会社クアンドは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 現場の情報共有プラットフォーム「SynQ」シリーズを提供しています。 第1弾として、現場仕事に特…
RFIDにより在庫・物品の位置を自動取得しデジタルマップ上に表示する「Locus Mapping」を展開する「RFルーカス」が「イトーキ」と資本業務提携
2024年7月3日、RFルーカス株式会社は、株式会社イトーキと資本業務提携を締結したことを発表しました。 RFルーカスは、RFID(ICタグ)により在庫・物品の位置を自動取得してデジタルマップに表示す…
ランナー向けサービス運営の「ラントリップ」が6,000万円調達
2020年12月25日、株式会社ラントリップは、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 以下のサービスを提供しています。 ・ランニング・コースを見つけられるWebサービス「Runt…
ヘルスケア・アプリ「カロミル」の機能・データをWeb APIで法人向けに提供開始
2019年8月27日、ライフログテクノロジー株式会社は、「カロミル」の利用者の食事履歴などのライフログ・データをWeb APIで簡単にデータ取得できる「Calomeal Connect」を法人向けに提…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集